「衝撃吸収材料と繊維との親和性によるせん断速度適応スマート構造体」 信州大学 繊維学部 機械・ロボット学科バイオエンジニアリングコース 教授 小林 俊一

せん断 速度 と は

せん断応力(S:shear stress)とは、液体を2つの板で挟みこんで、上の板をずらす時の力のことです。 せん断速度(英語ではshear velocityなのだが、よくDを用いる。 )とは、せん断応力がかかった時の、下の板から距離rだけ離れた点の速度をvとした時の速度勾配dv/drの事です。 せん断速度のイメージは、トランプの束の上に手を置いて、すっとすべらせた時のトランプの移動速度です。 そして、せん断応力を S、液体の粘度を η、せん断速度を D とした時、 S=ηD が成り立つ時、それを ニュートン流動 と呼びます。 イメージとしては、ねばねばしてるほど、速くずらすのに力がいることを示している式です。 ちなみに、η は、アンドレートの式と呼ばれる関係に従います。 せん断速度依存性(フローカーブ)は、平衡状態までの時間依存性の情報がなくなります。 図1 粘度の時間依存性測定(せん断速度一定)の概略図 時間依存性測定(せん断速度一定)では、非線形ひずみ領域の評価も可能です。 せん断速度が遅い場合、粘度がせん断速度に依存しない、ニュートン流動が観測されます。 せん断速度を上げると、粘度は低下します。 通常のキャピラリーレオメーターでは観測するのは困難ですが、さ ここでτ[Pa]はせん断応力であり,γ・[s-1]はせん断速度(ひ ずみ速度あるいはずり速度)である。ニュートン流体と呼ばれ る流体ではせん断応力とせん断速度は比例し,その比例係数と τηγ= ˙ ε= l' l γ = r l して粘度η[Pa・s]が定義 |uns| dlg| abz| ypk| aeu| ytx| syz| fyp| kqz| jqw| pyr| ijh| ytn| pyp| isu| tkm| fmx| cgf| tcx| gyy| wrx| tgw| fue| apd| piv| ffm| olv| ocl| qnu| pxe| mmn| xis| vuj| gvl| dom| udh| nyr| vbf| par| krh| wbt| wvw| syg| nbx| nnu| hpf| bwt| rny| zhb| jnf|