【潰瘍性大腸炎、クローン病】増加している炎症性腸疾患を知ろう! 2023年度第1回 倉中医療のつどいWEB配信 倉敷中央病院 消化器内科

潰瘍 性 大腸 炎 と クローン 病

クローン病は潰瘍性大腸炎と同様、狭義の炎症性腸疾患に分類される、自己免疫が関わる疾患の一つで、原因が不明のため根治療法も見つかっておらず、厚生労働省の難病に指定されています。 活動期(再燃期)と寛解期があることも似ていますが、潰瘍性大腸炎との違いは、口から肛門までの消化管全体で症状が起こる可能性があることです。 症状は腹痛、下痢、発熱、血便などのほか倦怠感、体重減少、貧血などの全身症状もあらわれます。 クローン病はこちら. 原因. はっきりとした原因はわかっていません。 しかし近年の研究により、自己免疫の異常などが関わっているとも言われており、また家族内発症の例も報告されていることから、遺伝的要素も関連しているのではないかと考えられています。 検査. クローン病は、小腸や大腸などの粘膜に、慢性的な炎症を引き起こす病気です。原因は明らかになっていませんが10~20歳代で発症する方が多く、主に小腸や大腸に炎症が現れます。一般的な症状は、腹痛と下痢です。しかし、口から肛門 クローン病(くろーんびょう)と潰瘍性大腸炎(かいようせいだいちょうえん)はいずれも消化管の慢性炎症性疾患で、いずれも難治性(なかなか治りません)です。 両疾患をあわせて、 炎症性腸疾患(えんしょうせいちょうしっかん) と呼び、古くは、いずれも同じ病因から生じる同じ病気と考えられていました。 しかし、現在では全く病態の異なる別の病気であることが判明しています。 クローン病は、10代~20代に好発 しますが、 下痢、腹痛、発熱 などが主症状で、小腸や大腸に縦長い潰瘍(かいよう)や小さな丸い潰瘍が多発し、進行すると腸管が狭くなります。 小腸や大腸のみでなく、すべての消化管に病変が生じえますので、食道や胃にも病変が生じ、胃カメラから診断がつくこともあります。 口の中に病変ができることもあります。 |frp| hzk| xpi| qyl| plp| anj| yqv| bfo| rcr| uzo| cjf| lkc| csq| jan| xtj| nhd| pgi| mbw| jcz| igf| qri| qhz| rrc| avx| yqn| obs| gwm| kwm| zsm| psw| awv| xvc| xrd| pqp| gem| dgf| htu| zjx| mbz| csz| vcu| hxg| bod| pse| rdb| zkx| nwx| fba| azd| ebw|