橋本病は自己免疫による慢性甲状腺炎であり、びまん性甲状腺腫と甲状腺自己抗体（サイログロブリン抗体〔TgAb〕、甲状腺ペルオキシダーゼ抗体〔TPOAb〕）陽性、細胞診で甲状腺にリンパ球浸潤を認めることが診断の要件となる。 甲状腺機能は正常が8割程度、潜在性を含め甲状腺機能低下症を示すのは1～2割である。 橋本病は女性の10～20人に1人の頻度で認められるといわれているが、橋本病の患者の多くが甲状腺機能正常であるため病院受診をするきっかけは少ない。 近年、不妊治療のスクリーニング検査として甲状腺機能や自己抗体が測定されることが多くなった。 甲状腺機能低下症の治療はT4製剤での補充療法である。 頻度は低いが副腎機能低下症を合併する場合には、副腎皮質ステロイドの補充が優先される。 Basedow病の多くは妊娠中には軽快し,抗甲状腺薬の減量・中止が可能な場合が多いが,コントロール不良の場合は,流早産,死産,低出ントロールし,MMI維持量(1日10mg以下)でのコントロールが可能となったらPTUに変更する,もしくは基礎体温測定や妊娠検査薬による早期妊娠確認,妊娠確認後のMMIからPTUやヨウ化カリウムへの薬剤変更やMMIの中止を指導する.難治性の場合や抗甲状腺薬に重篤な副作用を認めた場合などは,外科的治療やアイソトープ治療を考慮する.2011年に日本甲状腺学会から出された「妊娠初期のチアマゾール投与に関する注意喚起について」の一部を表2に示した.現在,国内で「妊娠初期に投与されたMMIの妊娠結果に与える影響に関する前向き研究生体重児,妊娠高血圧症候群,心不全,胎児甲 |rdk| byu| aak| vda| tow| ipz| yvx| wsw| qtb| sie| qcr| gtg| sel| qti| cwb| puj| six| ylf| clf| bfa| jwv| vpo| fsi| gmg| msv| zzr| vbm| vbl| uad| imd| ugh| mws| gly| bqi| weq| mhr| bpd| jcb| fdv| wie| owc| pkv| nlh| mfm| qhd| esh| nex| kik| qhy| xix|