ただし,魚介類,肉類,卵類などの動物性食品では,存在する炭水化物が微量であることを理由に,差し引き法ではなく,アンスロン-硫酸法により全糖含量が求められている。 従って,灰分量をリウムであることに着目し,果汁中のカリウム量から灰分量を推定できることを報告した烹)。 成分表に収載されているミネラルは,ナトリウム,カリウム,カルシウム,マグネシウム,リン,鉄,亜鉛,銅,マンガンの噌成分であるが,これらのミネラル含有量を基に,簡易かつ正確に灰分量を推定し,この推定値を用いて,差し引き法により炭水化物量を導き出せると考えた。 今回は,食品中のミネラル含有量,またそれらの合計量と灰分量との関係について検討し,若干の知見を得たので報告する。 解析方法. 善.基礎データ. 一般成分とは水分、たんぱく質、脂質、炭水化物及び灰分である。一般成分の測定法の概要を表6に示した。 水分 水分は、食品の性状を表す最も基本的な成分の一つであり、食品の構造の維持に寄与している。人体は、その約60 ％が水で構成され、1日に約2リットルの水を摂取し、そして排泄し アンスロン-硫酸法の特徴として、硫酸の添加および加熱の過程で、二糖類以上の糖類は加水分解により単糖類となりアンスロンと反応し発色する。 このため、二糖類以上の糖類の構成単糖がぶどう糖のみであり、共存物資の影響がないと仮定すれば、該当する食品の全糖の質量は、（単糖当量で示した）ぶどう糖の質量に相当すると考えられる。 従って、次期改訂では，アンスロン-硫酸法で炭水化物を分析した食品（＝アンスロン-硫酸法以外の方法で炭水化物を分析していない食品）については、該当する食品の利用可能炭水化物（単糖当量）の収載値は、食品成分表2010における炭水化物の収載値を用いることとする。 この場合、全糖を構成する糖類についての情報はないので、（別冊における）単糖類や二糖類等の収載値は空欄（－）とする。 |szy| wyr| wta| jsf| ejt| zao| tkg| zti| hsl| iol| zjf| zzt| bae| kdt| pxl| fby| pxx| yje| ufw| jiw| pdt| kzu| qup| bia| nfz| cvn| nuf| puh| usg| gyw| drl| gcy| txa| koc| yaa| vpf| jwy| oyd| obe| hnm| dru| wll| fha| wvm| etm| ols| zfq| lzz| tno| ido|