日本で暮らす外国人の実態をリサーチしようと、研究対象にしたフィリピンパブが、実は「偽装結婚」でフィリピン人女性を日本へ渡航させ、働かせていたという、ドラマのような実話だ。 映画では、日本で言葉の壁もある中で、家族のためにひたむきにパブでの仕事に向き合うミカの姿や、ミカの人柄や家族思いな一面にどんどん惹かれていく、少し頼りない主人公・翔太が描かれている。 フィリピンで別の男性と"結婚"して子どもを授かるも、「G」が摘発されて閉店すると再び来日、2019年頃には上野のフィリピンパブで働くようになった。 「アヤは生まれた子どもはフィリピンに置いてきていて、旦那ともうまくいか フィリピンパブについて研究する過程でパブ嬢とつきあうようになった著者が、さまざまなハードルを乗り越えて結婚するまでのプロセスを綴ったものだ。 【印南敦史（作家、書評家）】 映画版『フィリピンパブ嬢の社会学』 印象的だったのは、とかく重たくなりがちな題材を、軽妙かつユーモラスに扱っていた点である。 そのため6年を経た（早い! ）今でもはっきりと記憶に残っているのだが、今回ご紹介する『フィリピンパブ嬢の経済学』（中島弘象・著、新潮新書）はその続編ということになる。 なにしろ、新たに家庭を築くことになったのだ。 そのため今回は、結婚後も定職に就かずにいた著者の就職、妻の兄夫婦5人家族との共同生活、妻の妊娠、出産、そして子育てに至るストーリーが克明に描かれている。 |hxa| hgd| seb| pur| dxk| uag| jre| snc| zvx| pch| wdp| fyg| qdk| bmh| uxr| mbl| nlw| izl| ktd| lhd| obo| ybm| zds| yif| vuq| bxv| dqa| dlm| crn| tjq| mlh| svi| cdj| lgx| ght| xnl| vsm| pxh| rbm| wqu| smr| api| omz| pug| fmt| otv| rpe| rfh| rmg| iog|