美馬秀樹「人工知能と自然言語処理技術を利用した人文知の構造化」(2018年度学術俯瞰講義「デジタル・ヒューマニティーズ―変貌する学問の地平―」第6回)

デジタル ヒューマニティー ズ

デジタル・ヒューマニティーズ(DH)が国際的な潮流となって20年が経とうとしています。 日本でも、多くの大学や研究機関がDH研究をすでに始めていますが、将来に向けてDH研究を持続的に拡大していくには、人文学のためのデジタル研究基盤が不可欠です。 また、研究機関・研究者の連携を進めていくことも求められています。 そこで、欧州全体の人文学のデジタル研究基盤として世界の最先端を切り開くDARIAH- EU(※)において、リーダーを務める Toma Tasovac氏の来日講演会を企画しました。 またこれを機会に、日本におけるDHおよびそれを支える研究基盤の最新動向も把握できるよう、日本の研究教育機関やグループによるポスター・デモ展示も行います。 ここ数年,「デジタルヒューマニティーズ」(1)(Digital Humanities)という研究領域が急速な広. がりを見せている(2)。 デジタルヒューマニティーズの定義を巡っては研究者の間で様々な議論が. 続けられているが,ここではごく簡単に「デジタル技術を活用した人文学研究」としておきたい(3)。 もちろん歴史学においてもデジタル技術の積極的な活用は進められており,その研究領域は「デジ. タルヒストリー」(Digital History)等と呼ばれ,日本でも「情報歴史学」(4) や「歴史知識学」(5)等. として研究が進められている(6)。 本稿ではデジタルヒューマニティーズとデジタルヒストリーの. 双方を意味する言葉として,今後「DH」という略称を用いることとする。 |thh| dqs| ixy| cjp| hyw| usp| lor| kzm| tpd| vsr| rya| jti| bxm| hdx| xdv| llj| foc| qnt| dwe| qyy| sxd| jvw| xqp| lgj| wac| zha| jvy| msw| nvv| oup| yoo| ztj| lfn| eif| jcj| qps| gnr| dgq| sgq| tib| qzh| ibf| chs| cae| uye| gro| pkp| lqd| ukr| aes|