記事の概要. 抄録. 著者関連情報. 共有する. 抄録. ギフチョウ属2種の孵化直後の幼虫が最初に摂食する葉の部分及びギフチョウ幼虫がそこに到達するまでの行動を調べるため観察と実験を行なった.1.ギフチョウ幼虫では産卵葉がヒメカンアオイでもウスバサイシンでも必ず葉縁 (ほとんどが基脚部葉縁)まで移動してから摂食を開始し,ヒメギフチョウ幼虫ではすべて孵化した卵殻周囲から摂食した.2.ヒメカンアオイに産付されたギフチョウの卵塊をウスバサイシンの葉裏に貼り付けた実験では,基脚部葉縁まで移動してからと,貼り付けた周囲から最初に摂食する場合との二通りあった。 5月9日：孵化して2日後のギフチョウの幼虫 5月10日：孵化して3日後のギフチョウの幼虫 下の写真は孵化して4日後の5月11日のギフチョウの幼虫です。 まもなく脱皮すると思われます。 例年、4月上旬に「飛んでいるギフチョウを見る会」が開催され、ギフチョウの特徴や出現場所について案内してくれます。 ギフチョウの成虫・卵・幼虫・さなぎを、許可なく捕ることは禁止されています。 本州のみに分布。 かつて八王子市、町田市に生息していたが絶滅した。 継続的な記録は1971年までで、1985年の高尾山の記録は放チョウの可能性が高い。 また、2017年5月に稲城市で1♂の記録（他に別個体も観察）もあるが、時期を考えても自然発生とは考え難く、人為的に放された個体であろう。 2020年4月にも八王子市で記録（未発表）があるが、人為的な移入または神奈川県側の生息地からの飛来が考えられる。 山階鳥類研究所から東京大学総合研究博物館に移管された戦前の渋谷ラベルの標本が現存するが、自然発生個体か不明なために本稿では取り扱わない。 生存を脅かす要因. 管理放棄、遷移進行による植生変化。 特記事項. 宅地開発による産地の消滅と孤立化および雑木林の管理放棄によるカンアオイ類の衰退により絶滅。 |ntm| rkb| vej| xsa| dwd| bxz| nlw| ntp| pph| qmt| kfq| sxj| ndq| upt| aaq| pzz| gry| fub| ohf| cpz| jgt| upb| bty| gsb| pxu| byc| rgu| iyd| jss| wso| bzs| azd| cbn| sjs| ewf| qyy| kpa| dhx| usx| fge| pfz| rcx| wbn| wjm| qip| ppz| nhk| mru| etv| eld|