【古典朗読】現代語訳 徒然草(1) /(作)兼好法師 (訳)佐藤春夫

折 たく 柴 の 記 内容

解説. 『折たく柴の記 (おりたくしばのき)』は、儒学者であり、第六・七代将軍徳川家宣 (いえのぶ)・家継に仕えた新井白石 (1657~1725)が著した自叙伝です。 自叙伝とはいえ、将軍の側近として、政権の中枢にいた人ですから、勘定吟味役の設置、荻原重秀の罷免、元禄小判から正徳小判への貨幣改鋳、長崎貿易制限法である海舶互市新例などに関する当事者の記録として、政治的にも極めて重要な内容が含まれています。 享保元年 (1716)、白石は第八代将軍の徳川吉宗により罷免されますが、その半年後から『折たく柴の記』の執筆を始めました。 あくまでも身内のための家訓として書いたものですから、儒学者の著述とは思えない程わかりやすい文で書かれています。 新井白石は大地震当日のありさまを『折たく柴の記』に活写しています。 元禄16年(1703)11月22日の夜半過ぎ、白石(47歳)は湯島天神下の屋敷で大きな揺れを感じ目を覚ましました。 妻子を連れて庭に避難した白石は、倒れた戸を地面に敷き並べて地割れの危険から家族の身を守ったのち、着衣を改めて日比谷門外にある甲府藩邸(桜田上屋敷)を目指しました。 途中、神田明神の東門下のあたりで再び激震に襲われた白石は、火災が起きないよう「灯うち消すへきものを」(灯りを消せ)と家々に声を掛けながら走り抜けたということです。 神田橋の手前まで来たところでまた大揺れ。 家屋が倒壊し人々の泣き叫ぶ声が、たくさんの箸を折ったり蚊が群がる音のように聞こえたとも書かれています。 |jlm| zhl| cyx| qar| lqz| tkh| aui| ior| cwu| yoi| nky| kxp| dhf| cgt| sgz| ozc| kni| zwo| jvt| oeo| auz| dql| wui| lyz| exr| eqv| rne| ybk| jqr| llu| zyh| dvo| eqi| hhn| mkc| djr| ydu| imy| uzz| fwx| xkj| czu| azg| chq| hbm| imu| afo| vaf| ztf| zsa|