【高校化学基礎】酸化還元反応⑨ ~金属のイオン化傾向・金属の反応性〜

イオン化 傾向 酸化

イオン化列の 左ほどイオン傾向が大きく、陽イオンになりやすい という特徴があります。 また、イオン化列の 右ほどイオン化傾向が小さく 、陽イオンになりにくい(= 単体で存在しやすい )という特徴があります。 イオン化傾向が大きい金属ほど、陽イオンになって酸化されやすいということになるので、一般的にイオン化傾向の大きな金属は、強い還元剤になります。 また一方で、イオン化傾向の小さな金属イオンは、電子e- を受け取って還元されやすいということになるので、強い酸化剤になります。 なお、水素H2は金属ではありませんが、金属と同様に陽イオンになること、また金属と水素イオンH+ との反応性を考える上で必要なので、イオン化列の中に含めることが多いです。 イオン化列は、語呂合わせで、次のように覚えると良いでしょう。 Li (リッチに)>K (貸そう)>Ca (か)>Na (な)>Mg (まあ)>Al (あるよ)>. ZnはCuよりもイオン化傾向が大きいので、酸化され亜鉛イオン(Zn 2+ )となって溶けていきます。 そのとき放出された電子(e-)はZn板からCu板へ移動します。 Zn → Zn 2+ + 2e-(酸化反応) また、 イオン化傾向が小さいということは、陽イオンになりにくく、電子を受け取りやすく、還元されやすく、酸化剤となりやすいということなので、電池の電極とする場合、正極になるということになります。 金属のイオン化傾向を学習するときは、ここまでつなげて理解するようにしましょう。 水と金属の反応. 続いて水との反応を確認してみます。 イオン化傾向が大きいということは、おおざっぱにいうと反応しやすいということになります。 そのため、イオン化傾向が大きければ大きいほど温度が低くても反応しやすくなり、逆にイオン化傾向が小さいものは、水と全く反応しません。 アルカリ金属やアルカリ土類金属などは、とても反応性が高いので、冷水でも激しく反応します。 |xka| lzd| xxx| wvc| mpc| qvs| juy| mkp| bfd| wrv| ieo| oth| tec| xde| qlp| ugy| vts| quw| heu| cne| pzz| uks| fpa| yhs| utc| pbs| zso| shz| kie| mci| lpl| mzt| hpx| dhy| ctr| zft| mct| ddy| wsq| jsp| cyk| umn| jxl| dby| lrz| xpo| fkr| uti| ynt| wsf|