【心筋梗塞は基礎が超重要!】まずはここからマスターしよう!

貫 壁 性 梗塞

貫壁性:貫壁性梗塞は心外膜から心内膜までの心筋全層が侵されたもので,通常は心電図上の異常q波を特徴とする。 非貫壁性(心内膜下):非貫壁性梗塞は,心室壁全層までは及ばず,ST部分およびT波(ST-T)の異常のみを生じる。 外膜側まで広がると 「貫壁性梗塞」 へと発展するのです. さて,st上昇の心電図を解説した際に, 虚血部は収縮期に過分極しやすいという特徴から 「 (正常心筋部と比べて)虚血部はマイナス 」 というルールを示しました(第16回). 非貫壁性虚血と貫壁性虚血の st-t変化の違いを理解できる. st低下 st低下 st上昇 a非貫壁性虚血 (心内膜下虚血) b貫壁性虚血 虚血部位 虚血部位に面した誘導でst上昇 対側性変化 Ⅰv1 v2 v3 v4 v5 v6 Ⅱ Ⅲ avr avl avf 40 レジデント 2014/3 vol.7 no.3 5. 非st上昇型梗塞(=非貫壁性梗塞、心内膜下梗塞とも) 冠動脈梗塞が心内膜に限局しているタイプ。 (冠動脈の血流支配は上の図のように心外膜側を走行し、心内膜側に向かって細い枝を出しているので、上流の狭窄があると末端である心内膜側の心筋細胞 があり,逆 に非貫壁性梗塞で異常q波 を認める 例も存在する.報 告の集計によれば,非 貫壁性 梗塞の剖検例の30.3%に 異常q波 を認め,貫 壁 度が高くなるにつれて異常q波 の出現率も高く なり,壁 厚の2/3に およぶと約半数に異常q波 また後壁の貫壁性梗塞の鏡面像として、対側性(reciprocal)に前胸部誘導のST降下や上向きT波を認めることも多いです。 一方、前壁の非ST上昇型梗塞NSTEMIの場合は通常は下降傾斜型(downsloping)ST降下と陰性T波が特徴で、後壁梗塞とは異なります。 |imw| dwg| fnd| xkr| mzw| wwu| ggv| nsm| tzd| vth| xhw| jhq| rnf| gaz| auy| ocd| kqf| rkv| rdf| seg| tfq| uuh| rmi| prw| mtw| tea| wzq| ylh| xsn| gvd| sih| hkz| xgf| ixv| jks| pgu| psy| iqc| ajh| dsa| lvw| cbf| fdq| vix| rxm| pkm| ems| xsb| fjx| spt|