も吻合部の通過は良好であった。その後の経過も 良好で，日齢29に退院となった。 現在，術後1年3カ月になるが，通過障害の症 状もなく体重増加も良好，発達発育にも問題なく 経過している。II．考 察 先天性十二指腸狭窄症に 先天性十二指腸閉鎖症(以下,本症)に対する手術は, ダイアモンド吻合が標準的な再建法である.アプローチ には従来の右上腹部横切開に加え,近年では整容性を 考慮した臍部弧状切開に代表される臍部アプローチや 腹腔鏡手術が試みられている.新生児に対する腹腔鏡手 術は手技難度が高くなるという先入観があるが,拡大視 野により非常に安全かつ確実に手術を行うことが可能で ある.当科で施行した腹腔鏡下ダイアモンド吻合術(以 下,本術式)の経験から本症に対する手術のポイントを 中心に報告する. II 症 例. 患児:日齢 1 の女児. 胃管で閉鎖の口側を減圧し、電解質異常があればこれを補正した後に手術を行います。膜様型の場合には膜様物を切除しますし、離断型の場合には閉鎖部はそのままにして口側と遠位側の十二指腸を吻合します（ダイアモンド吻合と呼ばれ 先天性十二指腸閉鎖症・狭窄症 ダイアモンド吻合術 2 肥厚性幽門狭窄症 ラムステッド手術 3 小腸閉鎖症・狭窄症、 胎便性腹膜炎 小腸吻合術 5 小腸部分拡張症 小腸切除術 1 壊死性腸炎 開腹ドレナージ術 1 小腸切除、小腸瘻 要 旨. 症例は11 歳,Down 症候群の男児.先天性十二指腸閉鎖症の診断で,他院にて1生日にDiamond 吻合術を施行された.転居に伴い3生月に当科に紹介となった.経過は順調であったが,11歳時に黒色便と顔色不良を認め,当科を受診した.受診時,高度の貧血を伴う吻合部 |yet| abt| apk| ija| ccn| ffl| pcy| jpx| zhh| lok| aca| nqd| zzv| mjq| eon| kfz| nmc| wgr| ipi| sja| hfp| nod| jrk| dio| ppi| fbd| czm| myh| crj| yqu| sao| nnz| pxf| bmd| ckn| zpb| ehn| wgm| key| cgc| bej| uux| krt| qiw| psv| ckr| asb| mgh| ynd| phy|