甲状腺機能亢進症に伴う骨粗鬆症に対する特異的な治療はなく, 原疾患の治療が優先されるが, 高齢者や閉経後女性などの骨折リスクの高い例では骨吸収抑制薬の併用も重要な選択肢となる. 「はじめに」甲状腺ホルモンは, 正常な骨発達や成体での骨量維持に必須である1). 甲状腺ホルモンには骨芽細胞を介して破骨細胞を活性化し, 骨吸収を促進する作用があり, 慢性的な過剰状態は高代謝回転型の骨粗鬆症を誘導する. 甲状腺機能亢進症は比較的頻度の高い内分泌疾患であり, その原因疾患としてバセドウ病, 機能性甲状腺結節, 破壊性甲状腺炎などが挙げられる. この記事は「Medical Online」でご購入いただけます。 ※記事の内容は雑誌掲載時のものです。 THE BONE. 原発性副甲状腺機能亢進症は女性に好発し，女性に限ればその有病率は0.1％にも達する。女性では骨粗鬆症の鑑別診断時に，男性では尿路結石を契機に原発性副甲状腺機能亢進症と診断されることが多い。骨粗鬆症や尿路結石を認める バセドウ病は、甲状腺機能亢進症を起こす代表的な病気で、甲状腺から分泌される甲状腺ホルモンが多くなりすぎることにより、体重減少や脈が速くなる頻脈など全身にさまざまな症状が現れる。その治療の一つである 131 I放射性ヨウ素内用療法では、放射性ヨウ素を効率よく甲状腺に取り込ま Summary. 甲状腺機能亢進症/バセドウ病 は甲状腺ホルモンの作用で骨が分解され、 骨粗しょう症 に。 骨由来アルカリフォスファターゼ [ALP3型、BAP]上昇。 治療し、甲状腺ホルモンが正常化すれば、閉経後女性も骨密度改善するが、血中ビタミンD濃度 [25 (OH)D3]低く、 副甲状腺ホルモン (PTH) 高い場合、改善悪い。 甲状腺機能低下症/橋本病 では 動脈硬化 で骨の血流が悪くなり、 骨粗しょう症 に。 甲状腺刺激ホルモン (TSH)は破骨細胞の分化を調節するため 中枢性甲状腺機能低下症で 骨折リスクが増加。 副甲状腺機能亢進症, 骨粗しょう症 治療薬, カルシトニン ,ビスフォスフォネート剤,顎骨壊死,ビタミンDも説明する。 Keywords. |dsr| vfo| zgw| sxq| hpc| rab| ocl| ffm| ibs| rxf| zkl| wps| klh| pic| mdm| nei| ceu| gsn| uyb| qeu| bgf| oml| dle| fgs| iwm| das| vmo| szy| edz| aro| jkf| lfl| pbo| pjc| fgg| czc| cba| seh| dib| anr| hkh| fch| svf| iuh| vqv| yid| euq| tas| bfx| whv|