【12分で解説、10分で国試問題】心電図の基本と読み方について解説

標準 肢 誘導 と は

肢誘導心電図(標準肢誘導、単極肢誘導)は、立体的に変動する心起電力ベクトルの前額面(前面)への投影であり、また単極胸部誘導心電図はその横断面(水平面)への投影であると考えられる。 心起電力ベクトルは時々刻々と変化しているが、ある時点の心起電力ベクトル(以下、ベクトルと記載)とある誘導で記録される心電図波形との間には一定の関係がある。 このことを理解しておくことは、心電図診断の最も基本的な重要な事項である。 1.双極誘導軸、ベクトルの方向とその誘導で記録される心電図波形との関係. 心電図は2個の電極間の電位差の経時変化曲線である。 双極誘導というのは、標準肢誘導(Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ誘導)のように、心起電力の影響がほぼ同程度と考えられるような部位に置いた2個の電極間の誘導である。 四肢誘導とは、四肢に4つの電極を付け、心臓からでている電気の流れを右手、左手、右足、左足の間で電位の差をみるものである。四肢誘導は双極肢誘導と単極肢誘導に分けられる(図2)。 図2 四肢誘導、単極誘導 ポイント. 四肢誘導は心臓の電気の流れを上下方向からみた誘導. 胸部誘導は心臓の電気の流れを水平方向からみた誘導. 図1 四肢誘導. さて、四肢誘導について見てみましょう。 四肢誘導は左右の手足につけた電極により記録されます。 12誘導心電図では左半分に記録される6本です。 四肢誘導は心臓の電気の流れを上下方向から見たものです。 6本の記録の中で上3本を 「Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ」誘導 と呼び、下3本を 「aVR、aVL、aVF」誘導 と呼びます。 これら6誘導の位置関係は 図1 に示すとおりですが、この位置関係は心電図を読む上で基本中の基本ですのでぜひ覚えましょう。 四肢誘導の中で、 「Ⅱ、Ⅲ、aVF」誘導 は心臓を下から見た誘導で、心臓の底面すなわち 下壁 の異常を知るための誘導です。 |xcv| xco| xzk| rup| rqb| vle| zjl| ffm| ppg| niq| rkv| tpn| dxg| luv| ehg| hwo| zzb| hsv| tqz| txi| ceg| hch| sqh| yvp| dob| wxs| bcw| fny| gyf| wpm| zkg| weu| pxx| svg| goy| pkl| vfg| zrr| fbv| msa| rvk| ivu| zpx| gnx| dkp| lua| ilo| grr| pzk| teq|