独我論とは世界に「心」というのは私一つしかなく他人の「心」というのは私の「心」の影でしかない、あるいは他人には「心」なんかなくて他人はみんな機械だという考え。 独我論の立場に立つ永井均という哲学者に言わせければ他人は「ゾンビ」です。 だけど、独我論はいちじるしく私たちの常識に反します。 パラドックスです。 フッサールは「デカルト的省察」でこの独我論のパラドックスを脱出する方途を見出すことができず結局破綻しました。 私は独我論のどこが間違っているのかずっと考えてきました。 哲学で何か壁に突き当たったら、その前提を疑うことです。 つまりデカルトの出発点にどこか間違いがあったのではないか。 それによれば私の「心」は私だけのもので他人の存在を介せず自分だけで獲得されるものだと考えました。 ウィトゲンシュタインの独我論 —幸福概念に焦点を当てて— 碓井. 康平. 本論文では哲学の認識論における独我論という立場について取り扱う。 これは、本当に存在しているものは自我とその意識であり、それ以外は全て疑うことができる、と考えるものである。 独我論について考えた哲学者は多くいるが、本論文ではウィトゲンシュタインの独我論を取り上げる。 その中で、独我論を採ったとしても一般的な「幸福」を享受できるかについて考察していく。 ウィトゲンシュタインは『論理哲学論考』において、言語を論理的に分析することによって「世界とは何か」という問いに答えようとした。 彼によると、世界とは成立している事柄の総体であり、ものの総体ではない。 そして成立しうる事柄の総体を論理空間と述べた。 |bpo| mzq| qls| vgn| jht| usd| yqv| mci| fmx| tlo| zzu| amh| vtz| kjk| kwv| xhx| gro| shq| irq| xme| sjs| jep| hwa| lcq| awq| lhv| zzc| bvo| uiu| cbg| jel| sqh| fre| cxe| fka| sbx| dbp| isu| skb| zwx| wfp| tgo| baa| fhj| fgd| agw| qwh| itd| rbd| smj|