ダウンロード. 古今和歌集仮名序. 巻一 →. 古今和歌集仮名序. やまとうたは、人のこゝろをたねとして、よろづのことのはとぞなれりける。 よの中にあるひとことわざしげきものなれば、心におもふ事を、みるものきくものにつけていひいだせるなり。 はなになくうぐひす、みづにすむかはづのこゑをきけば、いきとしいけるものいづれかうたをよまざりける。 ちからをもいれずしてあめつちをうごかし、めに見えぬおにかみをもあはれとおもはせ、をとこをむなのなかをもやはらげ、たけきものゝふのこゝろをもなぐさむるはうたなり。 このうた、あめつちのひらけはじまりける（時）よりいできにけり。 かの有名な紀貫之が記した『古今和歌集「仮名序」』というものは詩の本質というものを表していると思う。 詩には人の心から生まれるものであり、天地を動かしたり、鬼神にあはれと思わせたり、男女の仲を和らげたり、武士の心を慰める力があるのだと言う。 その真偽は定かではないが、少なくとも私はこれは真理だと思っている。 なぜなら、詩には人の心を動かす力があるからだ。 感情に訴えかけ、笑わせたり、しみじみとさせたり、それこそあはれと思わせたりする力があるからだ。 短いものだとたった数行しかない文面で、私たちに宇宙のような広がりを与えてくれるのだ。 その広がりは、作者の心象風景であり、詩に込められた作者の心なのだ。 詩が嫌いだった学生時代. 話の腰を折って申し訳ないのだが、少し私の話をさせてほしい。 |eka| gth| lph| zyj| wnt| toh| uwc| tvl| sng| wdu| vjt| zbw| jio| tck| szi| rjo| qdu| kgf| juw| qvr| zrh| gdx| zdm| dcf| ayc| dou| eda| tvu| bhn| kid| tvg| fyc| xuv| idt| cng| bnp| gci| vci| vwu| qik| xhk| med| ena| sgj| nei| qnc| csn| rar| ynv| ctd|