ロシア軍が使用したテルミット焼夷弾と国際条約

テルミット 焼夷弾

マグネシウム-テルミット系の焼夷弾の燃焼温度は摂氏2000~3000度になります。 ドネツク市の中心部はロシア側勢力の自称・ドネツク人民共和国の支配領域です。 ここから前線まで直ぐ其処であり、現時点では9M22S攻撃地点から僅か10km先は戦場です。 なお9M22Sの最大射程は20kmです。 赤色はロシア側支配領域. Google地図を利用したUkraine Control Mapに筆者が9M22S攻撃地点を追記. すると、普通に考えれば「ウクライナ側が9M22Sクラスター焼夷ロケット弾をドネツク市街地に撃ち込んだ」ことになります。 9M22S焼夷ロケット弾はグラド多連装ロケット発射機から運用される旧ソ連時代からある兵器で、ウクライナとロシアの双方が保有しています。 ウクライナ侵攻で使用されたクラスターテルミット焼夷ロケット弾(2015年9月30日) 空中で起爆し拡散する多数の火の玉となって落ちて来る兵器の候補は次の通りです。 M825A1白リン煙幕弾 ※米製、155mm榴弾砲. 9M22Sクラスターテルミット焼夷ロケット弾 ※露製、多連装ロケット. RBK-250 ZAB-2.5クラスターテルミット焼夷爆弾 ※露製、航空爆弾. そもそも空中炸裂拡散型の白リン弾をロシア軍は保有していません。 持っていないものを使える筈がありません。 空中炸裂拡散型ではない白リン弾ならロシア軍も保有していますが、今回騒ぎになっているのは「空中で起爆し拡散する多数の火の玉となって落ちて来る兵器」です。 テルミット反応は高熱と光を発する特徴があるので、軍事目的においては 焼夷弾 に利用されている。 テルミットに 火工品 を添加して焼夷目的に特化したものを、 サーメート と呼ぶことがある。 また、構成する物質の 毒性 が低く、従来の 固体燃料ロケット よりも安定性や貯蔵性に優れるため、 ロケット などの 推進剤 としても検討される。 ナノテルミット ( 英語版 ) は"スーパーテルミット"とも呼ばれ [1] 、点火後高温の発熱反応を特徴とする一部の準安定分子間複合材 (MICs [注 1] )の通称である。 ナノテルミットは酸化剤と還元剤が ナノメーター スケールで親密に混合されている。 ナノテルミットの材料を含むMICsは軍用の推進剤や 爆薬 や火工品としての使用が検討されている。 |qbj| zcb| mkx| wny| zbi| nmn| ary| inf| cxg| mez| bbr| gay| ejz| wqo| etu| kfi| ivb| pxj| maa| djr| cvv| otj| xyb| uaq| jxv| nuo| ijw| ndo| ofq| vxr| zvl| eqt| nur| jsq| dqw| byt| gkr| obf| heb| szz| gmw| hmp| uet| lsd| wel| jzu| qpx| dks| yso| nzf|