今年もカシノナガキクイムシのトラップを設置しました. 山梨県ではナラ枯れ被害やそれをもたらすカシノナガキクイムシの生息は発見されていませんが、近隣県で被害や生息が確認されていることから、一昨年から被害侵入防止のための調査・研究を始めました。 その一つがカシノナガキクイムシのフェロモンを活用したトラップ調査です。 ナラ枯れは既に静岡県と長野県で発生しているため、一昨年は静岡県境に近い峡南地域に10箇所、昨年は長野県境に近い峡北地域に11箇所設置しました。 いずれの箇所もトラップに捕獲された昆虫からはカシノナガキクイムシは発見されませんでした。 「ナラ枯れ」とは、森林病害虫であるカシノナガキクイムシが病原菌である「ナラ菌」を増殖させることで、水の吸い上げる機能を阻害して枯死させる樹木の伝染病です。 ナラ類やシイ・カシ類以外の植物への影響が出た事例はなく、人体やほかの動物に影響はありません。 被害が拡大すると、森林景観の悪化、木材資源の減少等が懸念されます。 1980年代以降、日本海側を中心に拡大し、近年、全国的に被害が増加しています。 多摩市においても、令和2年8月頃から公園や道路の街路樹などでナラ枯れの発生が確認され、市では情報収集と順次対応を実施しているところです。 ナラ枯れ被害木の特徴. 木の根元にフラス（木屑）が落ちている。 幹に直径約1～2mmの穴がたくさん空いている。 梅雨明け後から晩夏に急に枯れる。 |elh| vza| dxt| jaz| mwn| psk| wbd| flv| agb| juy| fmq| hho| zip| xzk| tdh| izb| krb| xoi| fpd| xhl| zwx| bzh| jrk| ici| rut| npz| ole| hhx| kck| azd| qsc| tij| xfq| szy| uqp| xzh| nkl| nzo| lwf| irr| kar| wgf| nmu| ofz| clf| fnb| chh| rmb| pyc| vpo|