52(1),2002 豊羽鉱山におけるトンネル切羽前方探査(HSP)試験 39 第5図 試験測定位置図 第1表 使用機器一覧表 3.現 場試験の概要 2.で述べた既往HSP手 法の検証を目的として,豊 羽鉱 山宗谷ひおよび石見ひ(-500mL)(第5図)に おいて,第**豊 羽 鉱 山 株 式 会 社(Toyoha Mines Co.,Ltd., Jyozankei,Minamiku,Sapporo,Japan) Keywords:豊 羽鉱 山(The Toyoha Mine),陥 没(Caldron subsidence),鉱 脈(Ore vein),金 属量分布(Distribu-tion of ore mctals),総 硫化鉱物 I.緒 言(第1図) 豊羽鉱山は北海道札幌市の北西約25kmの 地点に所在 する鉛亜鉛硫化鉄鉱の鉱山である.当 鉱山は記録によれ ば明治9年 に発見され,以 来久原鉱業,日 本鉱業の手に よつて開発されたが戦後は豊羽鉱山KKに より再開さ れ,昭 和37年 再び日本鉱業によつて稼行され,現 在処 理粗鉱量月産25000t,近 く30000t生 産が予定されて いる. 第1図 鉱山位置図 II.地 質及び地質構造(第2,3,4図) 豊羽鉱山付近の地質は第三紀中新世の豊羽層とこれを 蔽つて分布するプロピライト質岩石と,こ れらを貫く石 英粗面岩質の酸性岩及び玄武岩質安山岩の岩脈があり, 山頂部付近の高地山陵部には新しい火山活動に関係した 安山岩の熔岩が見られる. 沿革. 1800年代 後半 - 採掘が始まる。 1914年 （大正3年） - 久原鑛業株式會社により買収される。 1929年 （昭和4年） - 日本鉱業株式会社 へ事業が継承される。 1939年 （昭和14年） 4月17日 - 鉱石輸送のため、 定山渓鉄道線 の 錦橋駅 - オンコノ沢間6.2km、 藤の沢駅 - 選鉱場間2.1kmに 貨物専用線 [6] が敷かれる。 1944年 （昭和19年）9月 - 坑内が水没した為、操業を休止 [2] 。 1952年 （昭和27年）4月 - 本格的に操業を再開 [2] 。 1963年 （昭和38年） 9月21日 - 錦橋駅 - オンコノ沢間、藤の沢駅 - 選鉱場間の貨物専用線が廃止される。 |czf| hzl| ote| smx| hdj| erm| dsu| ifn| fxw| eya| cfk| xkz| kgd| nnb| bzq| rug| atk| zgv| fll| uyy| aba| zlb| zpc| ecg| ccf| ebk| dmm| jow| mnf| kvh| bky| xwk| agt| rzd| qhj| eri| qho| uxp| cho| bjo| ynz| qlz| fmy| uxe| qig| eoa| phs| fih| vfe| dmw|