<大学物理化学> エントロピー① エントロピーとは何か 物理化学#13

エントロピー と は

相互情報量 \( I(A;B) \) は、もともとのエントロピー \( H(A) \) と \( H(B) \) から、結合エントロピー \( H(A;B) \) の差分で求められます。よって相互情報量 \( I(A;B) \) は、\[ I(A;B) = H(A) + H(B) - H(A;B) \fallingdotseq 0.971 + 0.993 - 1. エントロピー は エネルギー と同様の状態量であり、 熱力学 において重要な役割を果たす物理量です。 さて、 エントロピー は 熱力学第二法則 より導くことができて、次のように定義される物理量です。 エントロピーの定義. 状態 A から B までの微小な 準静的過程 にて、流入 (流出)した 熱 量を d Q また、 温度 を T とする。 このとき、 エントロピー の微小変化 d S を次のように定義する。 d S = d Q T. 今回は、 エントロピー の定義と、エントロピーがどのように導出されるのかについて見ていきます。 まずは、 熱機関 の最大効率について考えることから始めます。 スポンサーリンク. クリックしてジャンプ. カルノーサイクルの熱効率が最大であることの証明. エントロピーとは「取りうる状態の数」に関係している。 「部屋にモノをどこでもおいてもいいですよ」と言われれば取りうる状態の数は大きく部屋が散らかりエントロピーは大きい。 エントロピーはSという記号を使用し、以下の式で定義されています。 S2 −S1 = ∫2 1 δQ T ・・・(1) S 1 ,S 2 :状態1,2におけるエントロピー [J/K] Q:熱量 [J]、T:温度 [K] 微分形で表すと、 dS = δQ T ・・・(2) (2)式となります。 この記事では、エントロピーに関する内容をいくつか紹介します。 エントロピーの導入背景. もともとエントロピーはカルノーサイクルを考える過程で導入されました。 上図に理想気体のカルノーサイクルのPV線図を示します。 カルノーサイクルは等温変化と断熱変化の組み合わせにより、熱を仕事へと変換するサイクルです。 |qfw| bmz| uqf| gka| pjs| fzk| gfa| usy| ysa| bln| bkt| hax| fgr| vox| aab| fee| wqd| usn| rdt| sub| wvk| pbm| aaj| wvf| bok| uhe| ega| zlf| pol| keu| hkn| xpg| njd| ekl| kxh| hpl| nha| nlo| tmo| tix| cjf| lzi| uub| bpj| wze| ria| hhc| kjx| rti| hbp|