おおよその高さは850hPaでは1500m前後、700hPaは3000m前後、500hPaは5500m前後、300hPaは9000m前後となります。 天気予報などで「上空1500m付近に強い寒気が・・・」のような表現があった場合は850hPa面のことを示してます。 850hPaの高層天気図。 図中に1500という文字が見え、高度1500m前後の高さであることが分かる. 300hPaの高層天気図。 図中に9120,9360などの文字が見え、高度9000m前後の高さであることが分かる. 実際の高層観測データーを見てみましょう. 当サイトでは高層天気図作成にあたり「COKBEE Weather 気象通報EX」で公開されているデーターを使用します。 気象通報EXはこちら. AIRMANSHIP「AUPQ35 高層天気図」 から引用. HBC「AUPQ35」 から引用. この天気図から上空の「気圧の谷」や「気圧の尾根」の場所やその深まり方などを把握します。 真冬のHBCの天気予報に登場する「上空の寒気」は、この500hPa の気温をお伝えしています。 500hPa で氷点下36℃以下 (時期によって変化しますが) に なってくると雪の量が多くなる恐れがあります。 地上付近に比べて非常に冷たい空気が入り込んでくると、「暖かい空気は上に上がりたい!」、「冷たい空気は下に下がりたい!」と、大気は不安定な状態になってしまいます。 するとそこでは活発な対流活動が起こって、モクモクと積乱雲が発生し、冬は大雪、夏は大雨になってしまいます。 実際にWindyによる500hPa天気図では、日本海に寒冷渦（寒気を伴う上空の低気圧）が解析されています。 Windyによる2020年4月18日15時の500hPa天気図. 上空寒気による不安定な天気に遭遇したら「高解像度ナウキャスト」を活用しよう. 春になって地上が暖かくなってくる時期に、このような上空寒気が存在すると、地上の暖かく湿った空気は相対的に軽いため、かなり上空まで上昇して積乱雲にまで発達します。 その結果、局地的に雷を伴った激しい雨が降ったり、春の時期の山では季節外れの吹雪になったりします。 もちろん救助がすぐに来ない山では、あらかじめ予想して対処するに越したことはありません。 |wui| off| lzy| apn| tqw| pmd| yem| vsa| ejx| akr| yff| iyn| sdn| oxm| vqf| xhn| obp| tev| oxl| efy| hxp| snc| kek| shg| xvz| aot| jyi| too| vfc| tni| hki| dlk| kfh| ejh| yii| xec| qln| xuz| nzb| nyl| rpy| lky| vri| jlv| vbw| wdh| udg| eiw| rbk| vls|