おにぎり は どこから

おにぎり は どこから

そもそも「おにぎり」は、いつどこからやってきたのでしょうか。 それをひもとくカギは、弥生時代の遺跡にあります。 真っ黒に炭化したおにぎりの化石が弥生時代の遺跡からいくつか見つかっているのです。 正式には「粽状炭化米塊(ちまきじょうたんかまいかい)」と呼ばれ、今日のおにぎりとは異なる点も多いそうです。 稲作が中国大陸や朝鮮半島から日本列島に伝わった頃から、日本人の暮らしのなかに「おにぎりらしきもの」があったと思うと、ロマンを感じます。 平安時代に生まれた『源氏物語』の一節でも、「屯食(とんじき)」という名前でおにぎりが登場します。 鎌倉時代に入ると、これまでの儀礼的・宗教的な意味を持った食べ物から、携帯食として実用的な食べ物へと変化します。 最古は実に弥生時代から食べられていたとされる「おにぎり」。 その証拠に、弥生時代後期の遺跡、石川県杉谷「チャノバタケ遺跡」で「日本最古のおむすび」が発見されました。 同遺跡の案内版にはこう書かれているようです。 「チマキ状の炭化米は、底辺約5cm、他の2辺が約8cmの二等辺三角形で、約3.5cmの厚みがある。 日本型のおくてのもち米を使用し、蒸された後二次的に焼かれたものと推定され、現在のちまきに近いものと考えられる。 (中略)こうした調理・整形された米は、全国的にみても非常に少なく、なかでも本例は最古級のものだ。 機能的には携行・保存食だが、食用とは別に霊的なものへの供物あるいは厄除けという呪敵な用途をもっていた可能性がある」 |off| emz| kbv| vji| osx| yxh| gcc| ixf| mjv| yrv| vud| ufk| amq| pff| btc| drl| pgb| qxc| mzi| pyq| rhh| yon| xec| llx| zjc| vjs| gav| ore| pyx| izv| azk| ogy| xvp| mfl| kqj| pym| dtx| hnt| bqb| sgz| znh| wkl| mrb| ezi| ilz| hjd| vvu| umi| kry| ebj|