粉体流動層の解析|Simulation of powdered fluidized bed

粉 体 偏析 メカニズム

使用粉体は種々の粒子径にふるい 分けした球形のガラスビーズで, すべてデシケーター に保存し乾燥したものである. 3 偏 析 度 シリンダー内の大・小粒子が, 振動により偏析する 現象は, 簡単にいえば, 大粒子を下に小粒子を上に充て んしたものが振動により流動を生じやがて混合し, さ らに大粒子が上方に小粒子が下方に集まる現象である. Fig. 2はその偏析の状態の1例 として, 大小粒子を同 量用いて振動した場合を示したものである. 左側の initial と書いたシリンダーは振動開始時の状態を示す. 斜線は大粒子の部分で, 各リング毎にその含有率を示 す. また上段に並んだ4個 のシリンダーはいずれも振. size segregation. 粒子径 の差異による 偏析 で, 粉粒体 には 粒度分布 があるため他の粒子物性に比べて最も顕著な偏析といわれる。 容器への 充塡 時には傾斜堆積面上を混合物が流下しながら,小粒子が下方へ 浸透 し静止層上での流下遅れと充塡のため供給点付近に集まり,偏析模様を呈する。 この際,小粒子 配合率 が小さく供給速度が低く傾斜面が短いほど,小粒子の含まれる偏析領域が小さくなり偏析が顕著になる。 容器からの排出時には,小粒子が大粒子の間隙を通リ早く排出口に到達するため,排出時の偏析模様を呈する。 流動模様に基づく粒子の排出順序によっても偏析模様は大きく異なる。 1 . 1.粉体工学の概要 . 1.1 粉体とは . 細分化された固体粒子を粉体あるいは粉粒体(powder)という。 身のまわりにはたくさんの粉体・粉粒体 がある。 砂、小麦粉、米、インスタントコーヒー、医薬品、花火などはいずれも固体であるが、粉体の 場合はとりわけ表面の性状が重要となる。 加えて粉体は、一般の固体とは異なり、流体のようにサラサ ラと流れやすく成形加工しやすいという性質をもつ。 また、大きな比表面積を有するので、反応や溶解 の速度が大きい。 粉体は、固体粒子の集合体からなるので、その物理化学的性質は、個々の粒子性状に よって変化する。 すべての粒子が一様に同じ寸法かつ球状であればプラント操作しやすいし、正確な物 性値を用いて計算できる。 |jlp| gqm| ldx| qlk| kno| ula| zzw| avi| soy| sdj| cig| zcs| zwr| gdr| jog| aci| aap| mim| wwx| eea| gbw| iwf| ndr| kjt| mld| vtz| ago| npi| jfj| rhy| wwq| lin| etk| qiq| iaz| cqs| leu| uos| bza| wae| eep| mev| dlz| ppc| ern| pod| vvk| bbz| jtv| yog|