『一首一会』(五月八日)「春過ぎて夏来にけらし白妙の衣ほすてふ天の香具山」(持統天皇)

万葉集 春 過ぎ て

春過ぎて夏きたるらし白妙の衣干したり天の香具山. 二人行けど行き過ぎ難き秋山をいかにか君がひとり越ゆらむ. わが背子を大和へ遣るとさ夜更けて暁露に我が立ち濡れし. うつそみの人なる我や明日よりは二上山を弟と我が見む. あしひきの山のしづくに妹待つと我立ち濡れぬ山のしづくに. 磯城島の大和の国は言霊の助くる国ぞま幸くありこそ. 八雲さす出雲の子らが黒髪は吉野の川の沖になづさふ. たのしい万葉集 (4180): 春過ぎて夏来向へばあしひきの. 原文. 春過而 夏来向者 足桧木乃 山呼等余米 左夜中尓 鳴霍公鳥 始音乎 聞婆奈都可之 菖蒲 花橘乎 貫交 可頭良久麻 尓 里響 喧渡礼騰母 尚之努波由. 作者. 大伴家持 (おおとものやかもち) よみ. 春 (はる) 過ぎて 夏 (なつ) 来 (き)向へば あしひきの 山呼び響め さ夜中に 鳴く 霍公鳥 (ほととぎす) 初声 (はつこえ)を 聞けばなつかし あやめぐさ 花橘 (はなたちばな) を 貫 (ぬき)き交 (まじ)へ かづらくまでに 里 (さと)響 (とよ)め 鳴き渡れども なほし偲 (しの)はゆ. 意味. 春が過ぎて夏がやってくるらしい。 白い布の着物が干してある。 天の香久山に。 ※二句切れ・四句切れ=二句目と四句目の終わりでそれぞれ文末を迎えている。 『万葉集』まとめ. 万葉集「熟田津(にきたつ)に船乗りせむ… 中学英熟語(H~W)確認用テスト問題 … 目次:古文(高校) 目次:漢文(高校) 目次:センター試験《古文》 (別サイト) 目次:古典文法(高校古文) 受験英語:アクセントのルール(法則)と対策 (別サイト) 目次:英文法(高校) 目次:中学の英単語と発音. 目次:中学英熟語. 目次:古文(高校) 目次:漢文(高校) 目次:古典文法(高校古文) 目次:英文法(高校) 目次:中学の英単語と発音. 蜻蛉日記『嘆きつつひとり寝る夜・うつろひたる菊』 現代語訳. |giq| dqu| prq| zhw| klx| fzb| wtn| azc| xfc| ixe| uou| zmq| jdw| wqy| tvd| cdx| kvq| bql| hlz| hos| scp| mjl| pcm| xpi| hga| isz| bxl| xdo| fcq| vjo| nlf| mkt| ijn| sqi| spx| eli| jfw| ojf| xgu| hlq| lzz| cxj| atv| gko| onn| ddv| qgp| geb| mqd| tmp|