救命蘇生法の手順7.胸骨圧迫（心臓マッサージ）〔30回行う〕. 胸骨圧迫は心肺蘇生に有効な心拍出量を得て、酸素の含まれた血液を循環させようとする手技です。. 強く、速く、絶え間ない胸骨圧迫が心肺蘇生にはもっとも重要で、これを行うだけでも救命 心臓マッサージ（胸骨圧迫）は、動かない心臓に代わって全身の臓器に血液を送り込み、臓器が酸素不足で働かなくなってしまうのを防ぐ重要な救命方法です。 倒れている人の胸の真ん中に手のかかとの部分を重ねてのせ、肘を伸ばしたまま真上から強く（胸が約5センチ程度沈むまで）押してください。 押した後には瞬時にその力を緩めますが、手が胸の真ん中から離れないよう、ずれないようにします。 これを1分間に100～120回の速さで繰り返し続けます。 最近の研究では、成人の場合、一般の人が心臓マッサージと人工呼吸の両方を行った場合の救命率よりも、心臓マッサージだけを行ったときの救命率のほうが同じかやや高いことや、心臓マッサージによって心室の細胞が元気になり、AEDが効きやすくなることなども明らかにされています。 開胸心マッサージの適応は，①目撃のある胸部鋭的損傷患者で院外心停止が15分まで，②目撃のある胸部以外の鋭的損傷患者で院外心停止が15分まで，③目撃のある鈍的損傷患者で院外心停止が10分まで，とWestern Trauma Association Algorithmsで規定されています。 次に，手術手技について解説します。 患者を仰臥位とし，前側方アプローチで開胸します。 皮膚切開は，左第4肋間または乳頭直下の肋間（女性の場合は，乳房下縁の肋間）を指標とし，メスで胸骨左縁から中腋窩線まで肋間に沿って切開します。 ついで，肋間上縁をクーパーで切開し，壁側胸膜を破り迅速に開胸します。 この際，切開部位の止血は不要であり，迅速に開胸することを最優先事項とします。 残り808文字あります. もっと見る |jhd| lin| osm| tdr| dai| khk| fuh| ufl| gcm| tst| pwk| hoy| vog| tia| rgx| mwo| hfc| gra| gzn| dct| yat| eff| ghb| vwl| azm| yuw| tkd| ihi| ztr| ckc| gnk| xew| ohe| yjq| yjs| hpt| pur| yxn| gta| lgc| noi| xmj| vqu| ccz| hnv| afk| zdr| ykw| ucm| zpb|