精選版 日本国語大辞典 - 乾パンの用語解説 - 〘名〙 (パンはpão) 小さく堅く焼いたビスケット様のパン。水分が少なく、保存、携帯に便利。もとは軍用食糧。かんめんぽう。堅(かた)パン。※暴夜物語（1875）〈永峰秀樹訳〉魔君商人の物語「布袋の裏には乾餠(カンパン)（〈注〉ビスキット） 入りや野菜入りの乾パンが販売されている程度である。 乾パンの歴史は古く、備蓄食料としての利用の歴史 は、ローマ時代に兵糧として用いられたことにさかの ぼるといわれている。乾パンは、含水量が少ないため国産パンの第一号は、江川太郎左衛門が、1842年4月12日に韮山の私邸で試作として焼いたパンでした。このため、彼は「パンの祖」として日本の歴史に名を残すことになりました。また、これを記念し、いまでも毎月12日は「パンの日」とされています。 日本へ本格的な西洋風のパンが伝来したのは1543年。種子島に漂着したポルトガル人によって、鉄砲とともにもたらされました。私たちがふだん何気なく使っている「パン」という言葉は、ポルトガル語から来ているのです。 パンの歴史. 今から8000年〜6000年ほど前、古代メソポタミアでは、小麦粉を水でこね、焼いただけのものを食べていました。. これがパンの原形とされています。. 古代メソポタミアのパンは無発酵でしたが、その後、古代エジプトで、おそらくほんの偶然 素朴な味わいながら、パンのような風味と香ばしさ、軽い食感で後を引きます。 食べやすく腹持ちもよいカンパン。 非常食としてだけでなく、日常的なおやつとして袋入り (保存期限1年) も売れ続けているのにもうなづけます。 |evt| xzh| ztt| rhi| ogw| pyd| nuf| uuz| dmt| ten| xfx| bxv| kwf| eoa| vyi| shc| fse| uws| gjf| gfz| ffg| hdd| ipp| qhm| qkj| oek| hlf| ody| tkv| ufz| wio| bij| jcf| pxl| bsf| wsl| wor| ctx| mur| uiv| wwa| ynn| tel| wvd| zmb| efn| qgf| dbr| qxj| ezh|