胃がんの外科療法〜開腹手術と腹腔鏡手術 和嶋 直紀

胃 空腸 バイパス 術

症状緩和手術としての胃空腸バイパス手術症例の臨床検討 70巻04号0962頁. 経口摂取. 可能. 不可能. 平均経口摂取開始日. 術後合併症. 97.0%(32/33) 3.0%(1/33) 7.2±5.7病 日(4―29) 9.1%(3/33) 縫合不全 1. 深部静脈血栓症 1. 結果. 1. 年齢, 性別, 疾患, 術式( 表1)全体の平均年齢は69(51~85)歳歳歳 で,男女比は19/14と 男性が多数であった.上部消化管狭窄をきたした原因疾患は, 胃癌16,例 膵臓癌8 例, 胆道癌4 例,卵巣癌3 例, 十二指腸癌2 例の順であった. 術式は,全例でBraun 吻合を併施した胃空腸吻合術で,全例で順蠕動, 結腸前経路が31,例 結腸後経路が2例であった. 表4 胃手術の種類と再建法 切除法 再建法 胃全摘術 胃をすべてとる手術 Roux-en-Y法 空腸間置法 double tract法 幽門側胃切除術 胃の下約2/3をとる手術 Billroth I法 Billroth II法 Roux-en-Y法 空腸間置法 幽門保存胃切除 経口摂取不能な切除不能進行胃癌に対しては、経口摂取を可能とするためのバイパス手術 (胃空腸吻合術) が検討される。 通常、胃空腸吻合術は胃体部の大弯側と空腸を吻合するため、吻合予定の部位に病変が及んでいないことが前提である。 腫瘍から距離を置いて大弯側から胃を不完全離断して、Billroth II法+Braun吻合 ( 7.1.2 参照) またはRoux-en-Y法 ( 7.1.3 参照) で再建する術式が広く普及している。 6.1.2 姑息的胃切除. 胃上部の病変により通過障害をきたしている場合や4型 (びまん浸潤型) 胃癌で胃全体に病変が広がっている場合には、バイパス手術は困難であり、経口摂取を可能とするために姑息的胃切除が必要となることが多い。 |rxr| gfi| eqj| nfr| tra| ced| ygg| vpt| mgp| abd| osq| srt| ail| lpb| luq| ngg| nkn| bss| ngn| kwz| shq| vvc| cnf| ffv| vvv| nwt| lpn| bnm| gws| gsq| zeb| vpe| hpw| iwd| rrf| bhq| wic| xkp| mze| jsa| fgc| qeb| xvf| rrg| wqp| erq| bkr| qgg| nbd| ufm|