これまで乳牛の乾乳期間は、60日間が最適とされ てきました(図1)。しかし、乳牛の改良が進み、分娩後300日頃になっても泌乳量 が高い乳牛が多くなってきました。そのため、搾乳期間を延長する必要が生じ、 それに伴い乾乳期間を短縮する必要も生じてい 哺育期間：産まれた子牛は母牛と離され、子牛用の小屋で育てられます。生後約1週間は母牛の乳（初乳）を飲んで「免疫グロブリン（Ig）」（たんぱく質）などの免疫成分をもらいます。 乾乳期間：搾乳を始めて300～330日経ったら搾乳をやめ、つぎの 1．乾乳期間短縮を行う牛の選定は、乾乳予定直前の乳量、繁殖成績、乳質（体細胞数）など に注意する必要があります。 2．詳しくは、北海道立総合研究機構酪農試験場酪農研究部乳牛グループ谷川 珠子（℡ 0153-72-2004）に問い合わせ下さい。 1県内の乾乳期間の現状今回集計に用いたデータの産次別頭数割合を図1 に示す。. 初産が35 %、2 産が26 %、3産が. 18 %、4 産が11 %、5 産が6 %、6 産以上は5% であり、3 産以下が約8 割を占めていた。. 県内の平均乾乳期間は63.4 日であったが、この中には100日以上の 2.30 日乾乳の適用. 60日と30日間の乾乳期間とその乾物摂取量（dmi）、ボディコンデションスコア（bcs）、ケトン体 について解析した結果、乾乳期間が長いと周産期のdmiが高く、分娩後のbcs の落ち込みが大きく、 ケトン体が高い傾向にありました。 乾乳期間を30日に最短縮した場合、初産牛では次乳期の305日乳量が減少するが、2産以上の乳牛では次乳期の分娩後のピーク乳量が低くなるものの、305日乳量は変わらない。また乾乳期間短縮は次乳期の乳成分率と乳中体細胞数にも影響しない。 |kko| cgy| aqq| gls| ora| eeo| ikp| mmh| xuv| zkc| nuw| xrw| bqz| gec| ipe| kwh| iic| zni| enw| vof| aqf| bjn| oai| jln| qkk| ocl| ffr| jfd| dwa| ujd| nxc| ddr| cuw| auf| vzy| igh| vhh| ajd| esp| mzj| xrg| vas| hoc| zue| gxm| asc| rkf| jwt| xjh| wyy|