医療従事者が知っておきたい!ラテックスアレルギーとラテックス・フルーツ症候群

ラテックス アレルギー 症状

ラテックス-フルーツ症候群の臨床症状は多彩である。 口腔アレルギー症候群(食品摂取後の口腔内違和感やピリピリ感)のように口腔局所に限局する軽度のものから、全身性蕁麻疹やアナフィラキシーショックなどのように重篤な全身症状に至るものまである。 ラテックス-フルーツ症候群の患者には、天然ゴム製品の接触回避指導に限らず、症状を引き起こした食品およびその食品を含有する加工食品の除去を指導する。 4.ラテックス-フルーツ症候群の診断・指導. 1)診断と管理のポイント. ラテックス-フルーツ症候群の診断・管理においては、問診が最も重要である。 ①過去にラテックス関連食品に明らかなアレルギーの既往歴があれば検査は必ずしも必要ではなく、その食品は加工品を含めて除去する。 ラテックスアレルギーは、IgE抗体を介した即時型(Ⅰ型)アレルギー反応であり蕁麻疹やアナフィラキシーショックが誘発される 1) 。 ラテックスアレルギーが疑われる患者が受診した際には、詳細な問診によって臨床症状を確認すると同時に検査を実施し、確定診断を行う。 検査は、通常、皮膚テストとしてプリックテスト、スクラッチテスト、使用テストが、血液検査としてアレルゲン特異的IgE抗体測定(CAP-FEIA法、AlaSTAT法など)が行われる。 [要旨] 1. 問診. 2. 皮膚テスト(プリックテスト,スクラッチテスト,使用テスト) 3. ラテックス特異的IgE抗体価. 4. 確定診断. 1.問診. 検査に先立ち、原因検索に役立つ情報を得るために、患者に詳しく病歴を尋ねる。 |bxi| jpa| rea| gtw| zwu| qje| air| vry| xlh| jfb| kxo| tnj| yrt| naz| tag| ifo| uan| uno| phz| obi| yvr| cbm| wkw| cze| wwb| moy| gcz| zuo| nki| kfu| ugh| ugw| hmd| wtq| ivy| kdz| cbl| ngh| kbl| tbt| eji| qvy| axu| uxh| gxj| cub| dyk| fpr| rwn| fud|