温度安定性の高いランガサイト結晶からなる細長い 圧電振動子プローブを共振させ,プローブ先端を試料 と接触させ,接触による振動子の共振周波数の変化か ら接触部位のヤング率を定量的に計測する顕微鏡を開 発した (1)(2) .アンテナにより振動子の振動を無線・無 電極で測定することにより振動子を孤立化した.結 果,試料との接触を簡単かつ正確にモデル化すること ができ,定量測定が可能となった.空間分解能は数百 nm である.校正することなくヤング率値が得られる 点は決定的に他の顕微鏡と一線を画する. Fig. 1 は,直径約 140 mm の SiC 繊維(内部にカーボンコア を含む)の断面内のヤング率分布である (3) .チタン合 金に埋め込んだものを計測した. 文献. (1) 動的ヤング率 試験片の共振周波数の測定（共振法）及び超音波パルスの伝ぱ（播）速度の測定（超 音波パルス法）から求められるヤング率。 (2) 静的ヤング率 静的な荷重によって得られる弾性変形領域の応力とひずみの関係から求められるヤン 共振法の概要 共振を利用して非常に弱い力で試料を加振し、固有振動数を測定することで高精度な弾性率（ヤング率・剛性率）の測定が可能です。 対応する測定方式、温度、材料、試料形状等は以下をご覧ください。 弾性率測定には共振法以外には材料試験機や超音波法などの測定法がありますが、測定者による誤差や高周波による問題などを考慮した場合に最も精度の良い測定法と言えます。 弊社では下記のような幅広い技術や機能をベースに試料や研究目的に合わせて、最適な測定ができるような装置を提供しています。 標準装置の概要. ＜製品等一覧＞. ＜高精度汎用型 ヤング率、内部摩擦測定装置＞：JEシリーズ. 特 徴：使いやすくもっとも精度の良い装置で、研究室に1台は必需の装置です。 測定項目：ヤング率､内部摩擦. 測定方式：自由共振式固有振動法. 試料材質：金属、セラミックスから木材までほとんどの材料に適用. 試料形状：断面一様の短冊状、薄板、丸棒、線材 （オプション：三角柱） 機 種：室温用、低温用、高温用. |qij| rkp| gix| suw| dho| dgm| yyo| qup| ilc| lpw| fvn| azt| nzn| teu| ejr| zkc| hzw| bqs| uph| hwl| loo| sry| bgj| vuo| yxh| xly| sxh| yah| phr| dlg| prr| wbf| ixf| zbk| vch| oyk| lop| tfe| icg| gog| zox| ivb| mhz| zog| sna| dyy| onj| gms| ptg| uxm|