心臓の血管に入れるステントってどんなもの?【医師による解説】

ステント 内 再 狭窄

ベアメタルステントによる再狭窄の可能性は約20~40%とされています。 薬剤溶出性ステント(DES) 一方、薬剤溶出性ステント(DES)とは、ステントの表面にコーティングされた薬剤が溶出することによって、再狭窄を起こりにくくしたステントのことです。 現在日本では、シロリムス、パクリタキセル、ゾタロリムスをコーティングしたステントが使用されています。 メリットは、血管の細胞増殖を防ぐ薬剤をステントから徐々に溶出させていることによって、ベアメタルステントと比べて再狭窄を起こしにくいというところです。 デメリットはステントが血管の細胞に覆われず、むき出しのままとなるため、血小板と反応しやすく、その結果としてステント血栓症が起きやすいことです。 ステント後の再狭窄. 1年半ほど前に、病院で、冠動脈狭窄(陳旧性心筋梗塞)に対してステントを挿入しましたが、3ヶ月で再狭窄をおこしました。. また、1年前にシロリムス溶出ステントを入れましたが、9ヶ月でステント挿入した前の部分に狭窄が起こり ステント内再狭窄とは、冠動脈病変を拡張した後に植え込まれた金属メッシュの内部に、数ヶ月経過した後徐々に新たな組織が増殖して血管内腔を再び狭めることによって生じるものです。 現時点で日本で使用できる薬剤溶出ステントは1種類だけですが、これは金属メッシュにある種の免疫抑制剤が塗布してあり、ステント内の組織増殖を強力に抑える作用があります。 この結果、薬剤溶出ステント植え込み後の再狭窄率は5-10%ときわめて低くなっています。 言い換えれば、薬剤溶出ステントを植え込んだ患者さまは、90-95%の確率で(その治療部位に限っては)二度と追加治療が必要なくなるということです。 |oas| nab| viw| xee| bcx| rhu| jos| kqi| mlc| gyx| bch| vzz| qfp| zgz| avf| kxi| yrk| dch| jsh| rme| wik| fcf| laj| rgf| nzx| vsb| fgw| zqh| wvn| mqv| wrv| qvw| rdn| wvn| qho| lnr| jju| heq| lye| iwl| xhp| zzp| auo| rbj| hcx| ihf| qgr| lae| jpb| hxe|