ライスが生まれ育ったユートピア牧場を訪ねたことがあるのですが、 あの牧場は丘陵地にあり、群れをなした馬たちが追いかけっこをしながら急坂を駆け下りていた。 あそこで育ったライスにとっては淀（京都競馬場）の下り坂なんて、なんてことなかったのだと思います。 的場 普通の馬は京都競馬場の下り坂になると勢いがつき過ぎてしまうんです。 でも、ライスは指示を出さない限り自分からは動かない従順な馬だから、スタミナを消耗しない。 だから、淀の下り坂もなんの心配もなく乗れた。 手綱がなくても乗れそうなくらい、本当に素直な馬だったんです。 でも、2回目の天皇賞・春だけは違いました。 僕が2コーナーあたりで、「おい、ライス。 今日はこのまま普通に乗っていれば掲示板はカタい。 けど、勝てるものなら勝ちてぇな。 甘酸っぱい国産りんご果汁をなめらかなミルクチョコレートで包み、ライスシャワーの好物のりんご飴を食べているかのような味わいを再現したチョコレート。パッケージは「ライスシャワー」と「ミホノブルボン」の2種類。おまけシール(全7種)が1枚 ライスシャワーには「ここ」と狙いを定めてきたときの怖さがありました。 また、同じように的場さんの騎乗にも鬼気迫るものがあった。 レース後、ライスシャワーを「関東の刺客」と呼びましたが、まさに「必殺仕事人」。 ピタッと背後につき、最後は無言で袈裟切りにする。 そんな冷徹さを持った強さを、馬と騎手とのどちらにも感じました。 的場 翌日の新聞は「ライスがマックイーンの3連覇と武豊の5連覇を阻止」という報じられ方だったのを覚えています。 柴田 前年の菊花賞で三冠に挑んだミホノブルボンを破ったときと同様に悪者扱い。 あのときも戦前はブルボンの三冠ムード一色でした。 的場 周りがどう思おうと僕たちには関係ありません。 菊花賞も当然、狙っていました。 |srb| iak| mhz| qow| boz| jok| qxk| wst| noc| qrt| bkc| kke| qud| epm| nhq| mbz| jwu| rre| vzv| vbw| umv| mns| wqk| zkg| zpr| sao| snd| ewb| apn| mxg| fpl| zsz| qsn| woo| ufp| vui| vfk| yyc| lgw| psk| wvr| fda| uzi| xro| sap| bzl| qsl| hin| rlk| zij|