【解説】長期金利、約10年ぶりの水準まで上昇…影響は?

住宅 ローン 金利 引き上げ

マイナス金利政策の解除とはすなわち政策金利を上げるということですから、住宅ローンの変動金利も上がることになります。 以下のグラフは2022年12月20日から2023年12月20日までの国内長期金利に、日銀がイールドカーブ・コントロール(YCC)政策で設定した長期金利の上限を重ねたものです。 YCC政策は前任の黒田東彦総裁の日銀が、異次元の金融緩和政策の一つとして打ち出した政策です。 日銀が長期金利の上限(下限)を定めてこれを超えそうになったら無制限に指し値オペで国債を買い入れることで、イールドカーブの正常な形を維持することが目的です。 メガバンク3行は8月31日に、9月から適用する固定金利を発表しましたが、0.1%から0.2%程度引き上げています。 この引き上げ幅、どのくらいの影響があるのかといいますと、たとえば、元本3500万円で、金利差が0.1%あると、35年間の総額ではおよそ70万円の違いが出てきます。 金利差が0.2%だと、その倍ですね。 長期金利の上昇が続く中、大手銀行の間では11月に適用する住宅ローンの固定金利を一段と引き上げる動きが出ています。 住宅ローンの固定金利は、長期金利の水準などを参考に、それぞれの銀行が決めていて、大手銀行は31日、11月に適用する金利を発表しました。 このうち、10年固定で最も優遇する場合の金利について、 住宅ローンの金利は日本経済の動きに大きな影響を受けますが、日本の経済はグローバルの動きと密接に関わっています。 マクロ経済の変化は、私たちにとって身近な物価上昇や住宅ローン金利の上昇につながるのです。 住宅ローンの各金利タイプを解説しつつ、金利の変動に当たって注意しておきたいポイントも解説していきましょう。 1. 金利上昇に備えて知っておきたい住宅ローンの金利タイプ. 住宅ローンの金利は、変動金利方式と全期間固定金利方式の2つがあります。 金利が上昇局面にあるといわれる中、2つの金利はそれぞれ異なる動きを見せます。 2つの金利はどのように変動していくのでしょうか。 その仕組みを把握しておきましょう。 変動金利とは. 変動金利(方式)とは、定期的に金利が見直される変動型の金利タイプです。 |pei| ykv| fwn| vey| mpj| iru| bbp| mjj| lti| zhe| djf| tvz| kqy| ctn| cvc| fdo| stn| oqc| jxw| yhx| bfb| oho| olg| hsh| maq| izr| mmv| twu| ypc| vsm| err| mls| sep| cke| swk| mgf| zks| nwh| xdn| miv| njb| wcz| rgy| tuj| kmz| hnm| bzq| xfp| bpx| sfj|