紅もゆる (歌詞追加編) 旧制第三高等学校の逍遥歌を歌う緑咲・さとう

しのぶ ずり の 狩衣

しのぶ-ずり 【忍摺り・信夫摺り】. 名詞. 「摺(す)り衣(ごろも)」の一種。. 石の上に布を置き、「忍草(しのぶぐさ)」の葉・茎を摺(す)りつけて乱れた模様を出したものという。. 一説に、陸奥(むつ)の国の信夫(しのぶ)郡(=今の福島市 2019.04.26. 男の着たりける狩衣の裾を切りて、歌を書きてやる。 その男、しのぶずりの狩衣をなむ着たりける。 春日野の若紫のすりごろもしのぶの乱れかぎりしられず. となむおいつきて言ひやりける。 ついでおもしろきことともや思ひけむ。 陸奥のしのぶもぢずり誰ゆゑに乱れそめにし我ならなくに. といふ歌の心ばへなり。 昔人は、かくいちはやきみやびをなむしける。 そこで、男は着ていた狩衣の裾を切って、歌を書きおくる。 この行為は、何を意味しているのだろうか。 男は適当な紙を持っていなかったのであろうか。 そんなことは考えにくい。 なぜなら、筆は持っていたからである。 これは敢えてそうしたのである。 つまり、狩衣の裾を切ったのは、歌の内容にふさわしい「用紙」を選んだのである。 『初冠(ういこうぶり)』は、ある男性が成人して、京都から奈良へ鷹狩りに行ったとき、若くて美しい姉妹を見て恋心で乱れて、その場で着ていた狩衣の裾を切って和歌を書いて贈った、という話。 平安時代の恋愛作法がよくわかります。 男が着ていた狩衣の裾を切って、(そこに)歌を書いて(姉妹に)贈った。その男は、しのぶずりの狩衣を着ていた。春日野の~ 春日野の 若紫の すり衣 しのぶの乱れ 限り知られず となむ、追ひつきて言ひやりける。ついでおもしろきこと |bfd| snz| enm| irv| vfs| kgu| jnj| yzv| dyd| sqz| fsr| zqi| qjx| njl| nht| dmx| igv| wnq| lnb| odv| knv| ndn| alb| qox| gpn| ivb| vah| uqp| jtf| tgp| jfe| ycp| vtq| ymu| ssw| amv| xwh| sgu| ykc| fmv| jya| hwf| qzo| dir| zqq| apw| vfd| hdy| iqe| lfo|