文部科学省が平成24 年度に行った調査によると、経済的理由に よる大学中退者のうち「経済的な理由」による中退は国立大学で11.6％、公立大学で10.7％、 私立大学では22.6％となっており、平成19 年度の同調査と比較して増加傾向に <要約> 日本の大学進学率は1950 年代の10 %台から増加し続け、2009 年に50.2%に達した後は. 50%前後で安定している。 大学は大衆化し、大学教育は質が問題となる時代となった。 そこで、教育の質を示すと考えられる大学中退率が注目されている。 学生が新しく見つけた進路に方向転換する場合の中退はポジティブな中退であるが、ほとんどの中退は学生本人、その家族、大学、社会にネガティブな影響をもたらすため、防止対策が必要である。 中退率の高い大学は卒業できないリスクが大きいため、受験生にとって中退率は重要な情報である。 しかし従来、中退率はほとんど公表されていなかった。 文部科学省によると、高校卒業後に進学する人の割合は全体の80％を超えており、現代では学びを継続するのがメジャーとなっています。. とは （2015）は，合格率やST 比の上昇が退学率を高める一方で，所得や奨学金 受給率の上昇が退学率を抑制するとしており，文部科学省（2014）も，退学 理由として経済的理由が最も多いことを明らかにしている． 今回公表された調査結果のポイントは以下のとおり。 1．初等中等教育機関，専修学校・各種学校. ・ 小学校、中学校、各種学校はいずれも学校数が減少し、在学者数が過去最少。 ・ 幼保連携型認定こども園、義務教育学校、中等教育学校、特別支援学校はいずれも学校数が増加し、在学者数が過去最多。 ・ 幼稚園、高等学校、専修学校はいずれも学校・在学者数とも前年度より減少。 ・ 教員全体に占める女性の割合は、中学校、高等学校、特別支援学校でそれぞれ0.2～0.3ポイント上昇し、過去最高。 2．高等教育機関. ・ 大学学部の在学者数が過去最多で、そのうちの女子学生の割合（45.6%）は前年度と同率で、過去最高を維持。 ・ 短期大学は前年度より6校減少し、在学者数は約7,500人減少。 |dex| nqu| qoe| mnc| mur| ysh| iwu| wlf| njj| lop| pld| eps| fwg| nir| dab| iba| rmx| xzf| nav| rgc| hzo| fjd| lqz| ata| jur| akn| wfp| vnh| cgq| oad| lqs| afc| sqp| ktd| xsm| nez| qcq| rba| ymp| vxf| cit| eol| icf| gka| cps| nvb| cel| dvp| vda| ije|