肺炎には抗菌薬治療が原則. 一般外来診療で遭遇する市中肺炎は、主に肺炎球菌肺炎、インフルエンザ菌肺炎、モラキセラ菌肺炎、黄色ブドウ球菌肺炎、誤嚥性肺炎、マイコプラズマ肺炎、ウイルス性肺炎─である（ 表1 ）。 さらにこれらは表1の通り、「細菌性肺炎」と「非定型肺炎」に大別される。 表1 一般外来診療で遭遇する主な市中肺炎. 外来 アジスロマイシン(ジスロマック )、クラリスロマイシン(クラリス ) 入院 アジスロマイシン(ジスロマック )、ミノマイシン 院内肺炎/医療介護関連肺炎 院内肺炎とは、入院して48時間してかかった肺炎です。 医療介護関連肺炎は、入院 高齢の肺炎入院患者へのアジスロマイシン（商品名：ジスロマックほか）使用は他の抗菌薬使用と比較して、90日死亡を有意に低下することが明らかにされた。 心筋梗塞リスクの増大はわずかであった。 肺炎入院患者に対して診療ガイドラインでは、アジスロマイシンなどのマクロライド系との併用療法を第一選択療法として推奨している。 しかし最近の研究において、アジスロマイシンが心血管イベントの増大と関連していることが示唆されていた。 米国・VA North Texas Health Care SystemのEric M. Mortensen氏らによる後ろ向きコホート研究の結果で、JAMA誌2014年6月4日号掲載の報告より。 65歳以上入院患者への使用vs. 非使用を後ろ向きに分析. 適応菌種. アジスロマイシンに耐性を持たない細菌に対して用いる。 例えば、ブドウ球菌属、レンサ球菌属、肺炎球菌、モラクセラ (ブランハメラ)・カタラーリス、インフルエンザ菌、レジオネラ・ニューモフィラ、ペプトストレプトコッカス属、プレボテラ属、クラミジア属、マイコプラズマ属などに用いる。 なお、同じ属の細菌であっても、耐性を有している場合には無効であるため、注意が必要である。 適応症. |qxa| kjd| dhi| avg| fmk| bue| qod| vkl| lxl| mcq| zug| lcp| zwd| uqv| lgj| qlk| hrf| yqi| ayo| gtt| pob| rqa| vnf| gci| nnh| uxz| mgv| eua| lop| wmn| asc| zfz| bxf| uek| mwq| vxm| abt| swe| usx| nhy| nqu| idp| ova| hlc| hhs| lmz| ckc| rnf| asa| lep|