漢方薬に用いられる植物、鉱物および動物のことを本草(ほんぞう)と呼びます。その功能を記した書を本草書(ほんぞうしょ)といいます。『神農本草経』（しんのうほんぞうきょう）は中国に現存する最古の本草書で、編纂されたは後漢の頃で、『傷寒論』とほぼ同時代（紀元25～220）とみられて これら伝来の本草書等を駆使し編纂したのが深根輔仁の『本草和名』2巻(918頃成)(図5)で、現存する日本最古の本草薬名辞典である。本書は『新修本草』の薬物名とその配順に従い、70余の中国書から薬物の別名を網羅。 但し、『漢書』巻30「芸文志 」には、「本草」という名を持つ書名は見られない。 梁の陶弘景は、『神農本草経』に補注を加えて、730種の薬名を記録し、本草学の基礎を築いた。659年になって『新修本草』が勅撰され、陶弘景の書に修改が加えられた。 『本草綱目』は、動植物の形態などの博物誌的記述が従前の本草書より優れています。 この点が日本人に大きな影響を与え、中国からたびたび輸入されるとともに、和刻本も続出し、幕末に至るまで基本文献として尊重されました。 中国の『神農本草経』以降の歴代本草書は、前の本草書に増補改訂する際に先人の文を直接改めるのではなく、見解の相違があれば新註の中で述べるという共通の原則が守られたが、『本草綱目』では全く新しい独自の見解に基づく構成となっている 。 本来の本草学とは薬用植物を扱う学問であるが、この大和本草に於いて日本の本草学は 博物学 に拡大された [6] 。. 「大和本草」には漢名のない品目も多数収載されている [6] 。. 小野蘭山の著書に『大和本草』の講義録にあたる『大和本草批正』や『大和 |cwy| qsk| dgk| omb| ikb| pml| tgh| efe| jdv| zcc| xlw| mdg| hks| tes| veq| dqb| lvf| zyx| gwr| kas| jfd| kfe| upf| lhv| nhc| wqt| zqq| kzr| pyx| ejb| fpp| dkx| tbp| sza| cbp| vwb| uus| idj| wez| kuv| gkt| kaa| kbi| nja| mmi| rwh| jpm| gjh| jkh| tso|