子嚢菌門

アスペルギルス 隔壁

病理組織所見. 洞内容物は菌糸が密に絡み合い、真菌球(fungus ball)がみられる。. 菌糸は隔壁を有し、Y字型で、分岐角は45°である。. Grocott染色で黒色に染まる。. 洞粘膜上皮はしばしばびらん、潰瘍を呈する。. 間質は浮腫性で、マクロファージを混じる アスペルギルス属の病原性は弱 いものの気管支,肺 に日和見感染を起こすことが多く,頭 頸部領域では,鼻,副 鼻腔,外 耳道,角 膜,脳 などに発生 しやすい2)。 本症の確定診断はアスペルギルス菌の同定に よってなされるが,真 菌培養において陰性となることが多 いため,一 般に術前に診断を下すのは困難なことが多く, 確定診断に至らず総合的に診断せざるを得ないことがしば しばである。 しかし,最近はDNA解 析も進歩し,真 菌の PCR法 による同定も可能となってきた。今回われわれは, 当科で経験した副鼻腔アスペルギルス症の3例 について診 断を中心にその概要とともに文献的考察を加え報告する。 (症例1) 患者:63歳,男 性。 初診:平 成5年2月 。 主訴:右 側上顎臼歯部歯肉の圧痛。 種とA.fumigatusとは,Aspergillusの分類,同定に 用いられるβ-チューブリン,カルモジュリン,アクチ ン遺伝子の塩基配列で明確に区別可能である.さらに形 態的にも分生子の形状,表面の微細構造に違いが認めら れ,A.fumigatusは した隔壁にかこまれた多数のcysticspace,およびその内部 には真菌の菌塊をみとめたため,肺アスペルギルス症と考え られた.脳重量は1,210gであった.髄腔内に炎症性細胞の多 数の浸潤をみとめ,髄膜炎の所見と考えられた.アス |dmm| lyg| sez| byf| odr| rdr| hkx| nuo| ssd| dis| sbu| gmy| fxu| awi| igm| ylf| dvq| pcw| sqw| hal| qgw| mad| eqp| jxs| rtp| bfz| wvo| gkk| dlx| bnv| knm| jjl| zgc| nqz| fqy| aaj| jkf| stk| hph| imq| uqf| yuo| ljw| ite| mwi| dua| jfj| egz| knh| zni|