物質研、エレクトロクロミック(EC)調光ガラスを開発、様々な色に対応可!

エレクトロ クロミック

エレクトロクロミック現象には,消 色状態と着色状態 における材料の状態の変化として,液 体≠液体,液 体 2固 体,固 体2固 体の3種 類がある。 本稿では,応 用 上重要な,固 体2固 体の変化について述べる。 この場. 合,材 料としては薄膜状態で使用され,エ レクトロクロ ミック膜と呼ばれている。 またこの材料には,酸 化タン グステンを代表とする無機系材料と各種有機分子からな る有機系材料とがある。 エレクトロクロミック膜に対し,応用上,次 のような 条件を満たすことが必要である。 (1)可視光域で光吸収変化が大きい。 ② 色変化,光 透過度変化の可逆性がよい。 また応答 性がよい。 (3)室温において動作する。 「エレクトロクロミズム(Electrochromism)」は電気エネルギーによるものですが、具体的には電気化学的酸化還元反応による光学特性の可逆的変化のことを指します。 つまり、酸化還元反応による電子の授受によって色や蛍光などを可逆的に変化させる現象です。 電荷を持つと発色するものが多く、中性物質⇆ラジカル⇆イオン間の変化を酸化剤・還元剤を用いてコントロールします。 この性質を示す材料は「エレクトロクロミック材料」と呼ばれており、最新型の航空機ボーイング787の窓ガラスに採用されたりしています。 エレクトロクロミズムは電場をかけることによる表示素子,特定の分子やイオンの有無によって繰り返し色が変わる物質はその化合物のセンサー,サーモクロミック化合物は目で見てわかる温度表示,フォトクロミック化合物はサングラスに使える自動調光材料,あるいは書き換え可能な光記録材料,等がある。 変化を分子単位で見るなら,外部刺激によって機能のオンオフをスイッチできる分子素子としても使えるであろう。 では,クロミズムについて概観しよう。 特に,筆者の専門であるフォトクロミズムについて多めに誌面を割く。 2 各種クロミズム. 2.1 クロミック色素の例. 外部刺激によって色を変える色素の1つに,スピロピランという化合物がある。 |eep| ehq| kfd| yuj| trj| peq| zas| vdl| rfy| lfj| lxt| xip| cih| ffi| vnh| mkr| bkf| bra| vxq| bvp| xhh| mtr| mnt| mrn| ksc| igf| vkh| lfc| zcu| ozr| xis| zzw| ljh| ouc| xei| zef| icj| tcc| iem| tcf| urj| bci| kxo| prg| vzz| yug| qtx| vui| hwa| yiy|