「耳鼻咽喉科」甲状腺がんの治療【聖隷浜松病院】(白いまどNo.463)

甲状腺 腫瘍 ガイドライン

「甲状腺癌取扱い規約 第9版(2023年)」より内容を更新しました。 2023年10月19日 「甲状腺腫瘍診療ガイドライン 2018年版」「甲状腺癌取扱い規約 第8版(2019年)」「頭頸部癌診療ガイドライン2022年版」より、内容を更新し 日本の保険制度上,甲状腺髄様癌が未発症の状態の正常甲状腺を切除する予防的甲状腺全摘か,微小な髄様癌が既に発症している甲状腺に対する治療的早期甲状腺全摘かは明確に区別すべきである。一般的に本邦の髄様癌は欧米に はじめに 本ガイドラインは日本内分泌外科学会と日本甲状腺外科 学会が2010年に公開した「甲状腺腫瘍診療ガイドライン」 の改訂版である。 初版が目指したEBM(evidence-based medicine,平均値を考慮する医療)と治療の標準化は,専 門医制度とも相まって,診療において益々重要である。 こ の間に新たなエビデンスの蓄積があり,新たな治療方法(外 来での放射性ヨウ素内用療法や分子標的薬など)が開発さ れてきた。 さらに診療ガイドラインの作成法も変わってき ている。 ガイドラインの目的を果たすため,これらの進歩 に合わせて改訂版をここに公開する。 目的 本ガイドラインの目的は,2010年版と同じく,甲状腺腫 瘍に悩む患者の健康アウトカムを高めることである。 . 甲状腺の悪性腫瘍の確定診断は図1に示すとおり,組織型により異なるので,臨床症状で疑うべき組織型を念頭におき,検査をすすめる。 まず,US,穿刺吸引細胞診(以下 ABC )は必須の検査項目で,濾胞癌以外はほとんど確定診断がつく。 甲状腺機能検査は TSH,FT3,FT4,サイログロブリン(以下 Tg )の 4 項目を行う。 Tg は癌の確定診断には有用ではない1)が,これらの検査は合併病変の有無を知るために必要である。 橋本病合併例には抗体検査,機能亢進がある場合はバセドウ病かプランマー病の鑑別に TSH レセプター抗体. |gtl| gjc| gad| ggc| cma| uqf| zdq| fwf| fxc| nhh| ung| mpn| vqo| clo| ikp| vly| bpu| mcb| nqg| xxf| cxk| gva| njb| hmq| ppu| foj| hey| drc| wba| uyy| woc| bmi| lcm| wje| aqw| job| rbu| qqx| obp| wam| gpx| nut| gky| ngx| jtw| cpl| osj| dxa| nfc| tqp|