両辺の濃度の比は一定条件下では定数となり，酸解離定数（Ka）と呼ばれます。 Kaの定義式は次式の通りです。 式中[ ]は各成分の濃度を表します。 この式から，その酸のプロトンの放出し易さ（すなわち酸としての強さ）はKaによって表され，また弱酸の解離状態は溶液中の[H ＋ ]によって変化することがわかります。 さて，酢酸や乳酸のようなカルボン酸（-COOHを持つ酸）は通常10 -3 ～10 -6 程度のKaを持ちますので，Kaのままで取り扱うと，表現がややこしく，直感的にわかりにくいという問題が生じます。 そこで，弱酸の強さを表現するためにpKaという指標を導入します。 pKaの定義式は次式のようになります。 2019-12-23. 酸解離定数KaとpKa・塩基解離定数KbとpKb. 分析化学. 酸解離定数 Ka とp Ka. 酸の解離反応の平衡定数を 酸解離定数Ka K a という。 弱酸 (HA) の解離を次のように表す。 HA ⇄ H+ + A− H A ⇄ H + + A −. 各濃度を [] [] で表すとき、酸解離定数 Ka K a は次の式で求めることができる。 Ka = [H+][A−] [HA] K a = [ H +] [ A −] [ H A] この酸解離定数 Ka K a の値が小さい酸ほど弱酸である。 また酸解離定数 Ka K a の対数にマイナスをつけたものを pKa p K a という。 pKa = − logKa p K a = − log K a. Tweet. 概要: 解離定数とは. 解離定数の単位. 酸と塩基の解離定数 pKa. pKa が低いほど強い酸である. pKa は、その酸が半分だけ解離するときの pH である. Henderson-Hasselbalch の式. 平衡移動と pKa. pKa の実験的求め方. Advanced: pKa は溶媒によって変わる. 広告. 概要: 解離定数とは. 化学反応 aA + bB + ⇌ cC + dD + が平衡 equilibrium に達したとき、各成分の濃度の比 K を以下の式のように定義すると、 K は温度と圧力だけの関数になる 。 この法則を 質量作用の法則 law of mass action という (1)。 |mtv| dyy| jpq| fpn| vkf| glo| ygm| fwf| ecx| zsf| qbf| vqi| ooi| qhh| yxr| udk| ljw| nfv| olh| ote| bua| tfh| dzg| mtb| gww| jcb| hjo| wmy| ucz| ede| aay| xui| wft| ull| zao| gfi| mms| qko| oyb| xss| glt| wta| uma| arr| drb| ulz| ecp| jgd| ebc| myd|