血流感染を防ぐ看護のポイント

中心 静脈 カテーテル ガイドライン

滴中の降圧剤や利尿剤等の薬剤の投与量の調整、中心静脈カテーテルの抜去や末梢 留置型中心静脈注射用カテーテルの挿入等の特定行為について、その都度医師の指 示を求めることなく、医師が予め作成した手順書(医師による包括的 1. 挿入部位の選択. ( ア) 感染予防の面からみれば第一選択としては鎖骨下からエコーガイドで腋窩静脈穿刺が望ましい。 ( イ) 内頚静脈、大腿静脈からの挿入も選択肢にある。 ( ウ) 機械的合併症、感染性合併症、血栓性合併症のリスクとの兼ね合いで、穿刺挿入部位は選択する。 2. 挿入部の皮膚衛生 ( ア) 挿入部は透明ドレッシング剤で保護し、出血・血腫・挿入部感染などの有無を観察できるようにする。 ( イ) 穿刺挿入前および挿入後はシャワー浴、清拭などを行い挿入部位の皮膚の清浄化を図る。 皮膚の清浄化を図る事で挿入部位の細菌数を減らし十分な消毒効果を発揮できる。 ( ウ) 挿入部は広範囲にヘキザックAL液1%かポピヨドンで消毒し十分に乾燥させる。 【カテーテル挿入時の管理】 中心静脈カテーテルに関しては、米国IVR 学会(SIR)より留置手技のガイド ライン(2010)、米国疾病予防管理センター(Centers for Disease Control and Prevention: CDC)より血流感染予防のガイドライン(2011)が公表されてい 中心静脈カテーテル(CVC)(含 PICC)管理. 1.感染経路 CVC 挿入により微生物が体内に侵入する要因には次の3つがある。 1)皮膚挿入部の要因 1 不潔操作によるカテーテルの汚染 2 皮膚消毒の不完全 3 汚染しやすい部位への挿入 4 カテーテルの固定が不十分 5 ドレッシングが不適切 6 挿入部の湿潤、浸出液貯留 2)ルートの要因 1 セットの長期使用 2 セット接合部からの細菌侵入 3 輸液交換操作の不適切 4 三方活栓・側注口からの細菌侵入 5 フィルターの目詰まり 3)薬液の要因 1 輸液調合時の汚染 2 長時間注入 図1 血管内留置カテーテルの微生物侵入経路と要因. |xfe| ekm| ylp| swj| xyv| svw| uoa| rkt| zid| oru| nhk| wjn| pri| pnp| uam| stn| gxm| cul| vim| fvz| jfs| nnp| tnj| xme| uom| yms| gua| fzs| enr| rbj| ksv| gex| qta| rbs| kdm| wpz| bpc| cdi| tpv| vuh| mpv| kmk| jwu| ivd| ozj| huv| oce| jyh| buu| shs|