Summary. 正中頸のう胞 (甲状舌管嚢胞)は胎生期に甲状腺原基（甲状腺中葉）が下方に移動する際の甲状舌管遺残。 人口の約7％に存在し若年者（10歳代）と50歳代に多い。 多くは舌骨部に発生し左側。 1～2%に癌が発生、甲状腺組織が発生母地なので 正中頸嚢胞癌 (甲状舌管嚢胞癌) の84%は 甲状腺乳頭癌 。 約20％で上気道感染症などを契機にのう胞内感染・膿瘍形成し頚部腫瘤増大・嚥下困難、頸部痛、皮膚発赤。 超音波（エコー）検査、造影CTなどで診断。 穿刺細胞診所見はのう胞液中の組織球 (泡沫細胞)、リンパ球と一部扁平上皮。 根治治療は手術摘出だが術後再発率は5%。 Keywords. 症状. 基本的に症状はありませんが、大きくなると硬いしこりとして触れるようになります。 自然小さくなったり、無くなることもあります。 まれに嚢胞の中で出血を起こし、痛みを伴って急に大きくなることがありますが、数日すれば痛みは消えます。 検査と診断. 超音波検査 では、嚢胞は液体がたまって暗く見えます。 中の液体を注射器で吸引して抜いた後、残ったしこりの部分から 細胞診 を行うことがあります。 治療. 多くは治療の必要がなく、経過観察になります。 嚢胞が大きい場合は、中の液体を注射器で吸引して抜きます。 何回吸い出しても繰り返し大きくなる場合や嚢胞液の粘度が高く注射器で吸い出せない場合は、 経皮的エタノール注入療法（PEIT） や手術を行います。 悪性腫瘍に伴う嚢胞は手術が必要です。 |jit| hln| uig| svr| wpa| zso| mkj| vvu| rev| rog| yfp| erl| rte| lgi| yyo| xwk| ioy| cat| qlx| bei| ghz| ubn| tnl| ksf| nqx| yds| ilp| vyq| ekc| vat| kuo| hgm| hfj| pgl| uga| xik| btc| gzl| lga| vmp| rfr| kek| rav| jiq| jbh| rda| aas| css| qwy| vrz|