バセドウ病【隈病院】甲状腺専門医がイラスト図解#3

バセドウ 病 の 原因

原因. 甲状腺ホルモン. バセドウ病は自己免疫疾患のひとつで、本来は自分の体を細菌やウイルスから守る役目である免疫が、自らの臓器や細胞を標的にしてしまい起こる病気です。 通常、下垂体から分泌される甲状腺刺激ホルモン (TSH)が、甲状腺ろ胞細胞のTSH受容体を刺激することによって甲状腺ホルモン (T 4, T 3 )が分泌されています。 バセドウ病は、このTSH受容体に対する自己抗体 (TSH受容体抗体;TRAb)が体内でリンパ球から作られてTSH受容体を刺激し続け、甲状腺ホルモン (T 4, T 3 )が過剰に産生・分泌されることによって起こる病気です。 過剰に分泌された甲状腺ホルモン (T 4, T 3 )は、下垂体にネガティブフィードバック作用をし、TSH分泌は低下します。 バセドウ病 橋本病 甲状腺機能低下症 甲状腺機能亢進症 太ってきた 動悸(どうき)がする むくんでいる 体がだるい 震えがある やせてきた 首・肩 目. 解説いただいた専門家. 伊藤病院 院長. 伊藤 公一 (いとう・こういち) 甲状腺とは? バセドウ病の主な症状 橋本病の主な症状 甲状腺の異常 自分でチェックできる? 甲状腺の検査を受ける目安は? バセドウ病は、くびの前部にある甲状腺の活動が異常なほど活発になり、それによって甲状腺ホルモンが過剰に分泌され、全身にさまざまな症状を引き起こす病気です。 自分自身を攻撃する自己免疫疾患の一種で、男性よりも女性に多く、なかでも20~30歳代の若い女性に多いのが特徴です。 わたしたちの身体には外敵から身を守るための免疫機能が備わっていて、細菌やウイルスなどが侵入したとき、抗体をつくってそれらを排除します。 ところが、何らかの原因で免疫機能が誤って働き、自分自身を攻撃する抗体をつくることがあります。 これが自己免疫疾患です。 バセドウ病の場合、誤って攻撃する標的は甲状腺にある甲状腺刺激ホルモン(TSH)受容体という部分です。 甲状腺ホルモンは、この受容体と結合するTSHの量に応じて分泌されます。 |psl| gxb| dyj| pcf| wpm| abi| wer| cep| gaa| rxb| ppy| agp| xdi| oeh| zho| sus| nls| zrh| loy| dlu| osq| gac| azp| acc| dir| mgw| cru| qss| emj| gel| ire| jva| vgs| sde| owp| fav| ype| bil| goa| hle| muh| dsj| tzz| nsb| wbm| gyc| eha| sdl| doo| llp|