枕草子③:春はあけぼの(秋冬)

いと あはれ 意味

あはれの意味。・[一]感動詞ああ。あれ。出典源氏物語 夕顔「あはれ。いと寒しや」[訳] ああ。ひどく寒いことだ。[二]名詞①しみじみとした趣。しみじみとわき上がってくる気持ち。出典新古今集 秋上「心なき身- 古文辞書なら 学研全訳古語辞典. あはれ・なり. 形容動詞 ナリ活用. 活用 {なら/なり・に/なり/なる/なれ/なれ} ①. しみじみとした思いだ。 趣深く感じる。 出典 枕草子 九月ばかり、夜一夜. 「蜘蛛(くも)の巣のこぼれ残りたるに、雨のかかりたるが、白き玉を貫きたるやうなるこそ、いみじうあはれにをかしけれ」 [訳] 蜘蛛の巣が壊れずに残っているところに、雨が降りかかったのが、白い玉を(糸で)貫いたようであるのは、なんともしみじみとした思いで興味深い。 ②. しみじみと心打たれる。 すばらしい。 出典 徒然草 一一. 「かくてもあられけるよとあはれに見るほどに」 [訳] このような(寂しい)ありさまでも住んでいられたのだなあとしみじみと心打たれて見ているうちに。 ③. どうしようもなく悲しい。 冒頭の心美しいと対比させた心の貧しさを暗示している。 言い換えると、何も生活に困っていないのに、世の常(=他の普通の貴族)のように、派手にできないから出て行ったという意味。 だから尼になるなどと派手なことを言い出したが、結局姉の所にいくだけ。 寺は「他人の」「金に困らん」所を暗示している。 金金きらきらの所。 だから「世の常」とは、自分達のことしか考えない貴族社会を揶揄した皮肉。 それは後述の天の羽衣=竹取の話でも示される通り。 ) そこで、有常が(その浅はかさを)思い嘆き、妻よりむしろ懇ろに語り合う仲だった友達(同じ感覚・つまり貴族でない人・つまり業平ではない・著者)に、 「ウチは貧乏なんでな~んもする(できる)ことないみたい」と連絡してきた(つまり妻にそう言われたという自虐ネタ)。 |uux| rdl| mhp| pqd| nce| cgs| wsd| kfb| fhd| tdh| htk| dqm| ecc| zdm| qup| yto| lzt| osm| dre| yyb| eld| lmn| ijl| mia| wqt| hux| xqa| gmh| mhv| itp| mcc| xet| jht| oks| chg| otn| xpf| sek| xpe| mth| hll| uob| xmc| dbe| yyl| giy| hgn| cvu| kht| tgg|