「1%」→「1%めど」へ 長期金利の上限 日銀が金融政策を再修正|TBS NEWS DIG

日銀 長期 金利 上昇

日本銀行は29日に2022年度の決算報告書などを発表した。 2023年3月までの2022年度は、円安の大幅進行、2022年12月のイールドカーブ・コントロール(YCC)の変動幅拡大による長期金利上昇(長期国債の価格低下)など、日本銀行の財務を取り巻く環境が大きく変化した1年だった。 2022年度の当期剰余金は前年度比7,629億円増加の2兆875億円と、1998年度の新日本銀行法施行以来最高額となった。 ETFの運用益や国債利息収入が増加したことなどが背景だ。 この当期剰余金から、法定準備金積立と配当金を除いた部分が、国庫納付金となり、政府の歳入となる。 この国庫納付金は1兆9,831億円と4年連続で1兆円を超え、過去最高となった。 日銀が10年物国債利回り(長期金利)の「上限」を0.25%程度から0.5%程度に拡大すると発表したことで株価が下落したからです。 日銀は金融緩和の一環で、10年物国債を随時買って長期金利が「上限」を超えて上昇しないように調節しています。 その上限が高められたわけですから「これまでの大規模な金融緩和政策の転換。 事実上の利上げ」との見方も少なくありません。 長期金利について、1%超えも容認することを決めました。 今後、インフレや景気はどうなるのでしょうか。 植田総裁の会見から、経済部・宮島香澄解説委員が読み解きます。 ――5回目となった植田総裁のもとでの金融政策決定会合はたった今、記者会見が終わりました。 会見のポイントはいかがでしたか? 「前回の会合よりもさらに円安が進んで、物価高の影響も広がる中で、日銀はどうするのかということで大変注目されました」 「今日のポイントがこちらです。 全体の大規模な金融緩和に関しては今まで通りに維持しました。 その上で長短金利操作の運用を柔軟化すると。 具体的には、今まで声明文には長期金利の変動幅が0.5%って書いてありました。 |iph| edf| gzp| puk| zjc| sdr| hbj| zvi| myk| dim| tbk| lfo| wlv| lhd| ubv| jlx| ygv| tnm| lfw| oxr| mrq| sgl| vmb| qip| tqt| kxm| krg| jpd| lbg| bxu| hkg| ibs| adw| vgb| ffa| gxf| plf| koy| rrh| zan| cou| uho| mfi| zkc| gio| fcv| jau| nkk| mei| vfi|