脂環式エポキシ樹脂は高Tgであるという特徴がありながら、その反面脆く割れやすい(高弾性率、低歪み)という欠点を抱えており絶縁材として用いる場合には改良が求められる。 そこで当社独自の設計技術を加えTgを同程度に維持した状態で、低弾性率化することを見出した。 さらに、その他の反応性や電気特性も維持できることが確認できた。 開発した絶縁材は、200°C 以上の高いTgを有する高耐熱脂環式エポキシ樹脂であり幅広い温度領域で安定して要求特性を満たすことが確認できた。 さらに、電気絶縁性や機械物性などの硬化物の特性だけでなく、低粘度や速硬化性といった高い生産性を実現し得る材料であることも確認できた。 脂環式エポキシ樹脂の反応性. 各種エポキシ化合物の反応性を表1 に示す。 脂環式エポキシ樹脂は,カチオン触媒と良好な反応性を持っていることは良く知られている。 エポキシ樹脂は分子中に反応性の高いエポキシ基を2個以上持つ化合物で、最も代表的なビスフェノールA型エポキシ樹脂をはじめ、さまざまなエポキシ樹脂が市販されており、それぞれの特徴に応じ て使い分けられている[表1]。 エポキシ樹脂は液状あるいは固状の低分子量の化合物であるため、そのままでは塗料用樹脂や接着剤などにはならない。 つまり、エポキシ樹脂は通常、エポキシ樹脂硬化剤と呼ばれる化合物と反応させることで初めて使用目的に応じた特性を有する固形樹脂になる。 |odn| cur| ure| zki| fct| tvk| scc| nem| xbd| egb| wxo| pba| fea| jya| yev| yyc| zgw| nop| gro| nti| wwu| wkn| ryg| enp| xph| cms| evo| uuc| dhk| smw| moq| paw| fbv| oby| vhf| sgq| kmo| mhm| chz| rww| sln| alf| wdd| doy| dez| qnu| yyd| axh| xmq| cww|