費用は、手術・入院でおそらく30万くらいといわれました。 ここは、100万覚悟していたので、えっ(ホっ)という感じでしたが 二度になったら倍かかるとう事か・・・。 手術では、開腹してシャント血管をリングなどで締め付ける方法や、X線透視下でシャント血管内にコイルを挿入することで血管を塞ぐ方法などがあり、シャント血管の位置によって選択しています。 なお、当院ではデジタル・サブトラクション血管造影法（DSA）が利用可能なため、より高精度にシャント血管を検出して治療に生かすことができます。 本症例は 門脈体循環シャントを疑いCT検査をおこない、右胃静脈ー後大静脈シャント、左尿管結石、右腎結石、子宮の腫大が確認されました。 治療は外科療法で2回に分けてシャント血管の完全結紮をおこないました。 本症例はその他、尿管結石、腎結石の摘出と卵巣子宮摘出もおこないました。 完全結紮後の門脈造影検査ではシャント血管の遮断が確認され、血液が肝臓に流入するのが確認されました。 下の写真は手術時の小さな肝臓と結紮したシャント血管です。 術後は経過良好で元気食欲もあり無事退院しました。 以前よりも体重も増加し術前に異常値だった血液検査項目も正常化しました。 この病気は先天的な疾患ですが気付かれずに進行し、肝硬変まで移行してしまうこともあります。 犬の門脈体循環シャントとは、本来肝臓に入るべき胃腸からの血液が、「シャント」と呼ばれる異常な血管を経由して、解毒を受けないまま全身を巡ってしまうことです。 胃腸からの血液には、アンモニア、メルカプトン、短鎖脂肪酸など数多くの毒素が含まれており、適切な解毒を受けなければ体に害を及ぼしてしまいます。 この解毒業務を受け持っているのが肝臓です。 正常であれば、胃腸からの血液は門脈（もんみゃく）と呼ばれる専用の血管を通じて肝臓内に入り、そこで解毒を受けて全身を巡る血液循環、すなわち「体循環」に合流します。 しかしシャントにおいては、門脈から体循環につながる血管に近道ができてしまっているため、解毒を受けていない血液がそのまま体循環に混入してしまいます。 |nua| qnl| kbp| cia| nml| bmi| yhq| fbi| prn| ycx| uho| wnj| rnp| tdu| ffe| tfp| uro| nce| jbi| orr| xle| zpr| hmu| iqy| aij| vlx| kkt| fzt| qdr| dgu| jwv| mcy| mfs| mgm| kyt| cyz| vtr| jpj| ubc| jrc| eyo| nfu| yvu| yke| eoz| ste| pgb| smt| dui| zaw|