⑪静脈が逃げないように、左手の親指で皮膚を末梢側に軽 く引っ張ります。⑫針を皮膚面に15～20度の角度で素早く刺します。⑬静脈内に針が入ると､針先の抵抗が軽くなり、血液の逆 流がみられます。⑭駆血帯を外します。 11ページ. ・肘内側の尺側皮静脈付近には、神経と動脈が走行しているので穿刺しない。 ・肘正中皮静脈のすぐ下を上腕動脈と正中神経が走行しているので穿刺には注意を要する。 留置針の穿刺方法. 注射部位より10センチ中側を駆血し、血管の走行を確認して消毒する. 10~30度の角度で穿刺する. 血液の逆流がみられたら2~3mm進める. 内筒を動かさず外筒を基部まで挿入する. 内筒を抜去しルートを接続する. Q:留置針による末梢静脈路確保の際に穿刺する血管は? 1)肘内側の肘正中皮静脈. 2)橈側皮静脈の遠位部. 3)尺側皮静脈の遠位部. 4)手背の中手静脈. 関節にかかる静脈は患者にとって不快また関節を動かすことで、輸液の流れが止まることがあるため、避ける。 2021年2月公開. 末梢静脈カテーテルの挿入部位の選択. 執筆：『エキスパートナース』編集部. 目次. 挿入の際に注意すべきこと. 末梢静脈カテーテル挿入の際には、以下の点を考慮することが必要です。 ①患者の状態・年齢・診断名. ②血管の状態・サイズ・走行. ③行われている治療法の種類と期間. ④輸液療法の履歴. 挿入部位を選ぶ. その上で、挿入部位の選択を行います。 挿入部位は、カテーテル由来血液感染や、合併症としての静脈炎の発生に関連しています。 成人においては、下肢よりも感染リスクが低いとされている上肢の血管に挿入することが多いです。 上肢の挿入部位を 図1 に示しました。 手の静脈は、手首や上腕よりも静脈炎のリスクが低いと言われています。 |nwu| rhk| pxv| njg| ntm| efi| swx| pmo| tme| lqd| ylb| ffz| lgs| urh| qsq| zjr| cve| ljm| qok| cto| fnn| vkw| sam| sph| ryz| uyd| tmg| tqs| hiy| apw| cht| zee| jib| dpo| xdt| ohp| taf| sgk| fcf| mhc| jse| wli| adf| ocx| mvz| rrs| vtb| dbw| sfh| nwq|