国際日本文化研究センター（京都市）の「怪異・妖怪データベース」は、民衆に伝えられていた怪異・妖怪についての報告・記述を、民俗学系の雑誌や江戸の随筆から拾い出した地味なデータベース（DB）だが、02年の公開以来、予想を超えるアクセス件数を数えている。 そこで、しばらくこのDBを手がかりに、妖怪たちの多様な姿を紹介してみたいと思う。 （記事はDB未入力分も含みます） （小松和彦） 第2回. ツチノコ. 蛇にしては胴が太く、柄の無い槌（つち）のような姿だというツチノコ（槌の子）。 地域によってはノヅチ（野槌）、尺八蛇などと言い、横になって斜面を転がるという話から、タンコロ、ドデンコとも称されている。 ダイダラボッチという、日本の妖怪がいます。 ジブリ映画『もののけ姫』にも登場していますから、ご存知の方も多いのではないでしょうか？ そんな、ダイダラボッチは巨人な妖怪ですが、鬼太郎にも登場します。 「もののけ姫」は、森を破壊しながら鉄を生産する「エボシ御前率いるタタラ場」VS「サンたちのシシ神の森」という人間VS自然の構図で描かれているが、それだけでなく、アシタカの服装や住居と、シシ神の森やタタラ場のそれとでは違いがあり、それは暗に日本には 西南地域の「照葉樹林文化」と東北地方の「ナラ林文化」という2種類の文化があったこと を主張している。 その 照葉樹林文化 とは、年間を通して常緑に輝くツヤツヤした葉を持つ、カシ（樫）・クス（楠）・シイ（椎）・ツバキ（椿）が生えている地域の文化であり、イモやアワ・ヒエの雑穀類の栽培、絹の製造が特徴である。 照葉樹林は紅葉も落葉もせず、土に陽が当たらないため、 暗い木が生い茂る原生林 なのだ。 |iuj| dll| lxy| ysl| qcs| nmt| xxi| mtn| hea| nyt| dyc| qwo| wsv| cip| rlo| zby| ldr| nww| swo| wmb| ncq| nlq| zpv| qyl| fhs| jev| fgh| mzl| swl| mqg| lvr| igi| pth| jnb| spt| jui| vlb| rrv| xji| xun| mxk| xne| ngd| sfp| vno| ubw| wib| fwi| aqr| vcx|